月別アーカイブ: 2014年7月

第67回富士登山競走 5合目コース

午前2時過ぎに仕事が終わり、会社のソファで3時まで横になったあとタクシーで新宿へ。新宿西口4時初のバスで富士吉田市へ向かう。富士登山競走のために。 仕事明けで走ることになる僕はバスでの移動時間に眠るプランを立てていたのだが、緊張しているのか仕事中に止まらなかったあくびがピタリと止んだ。音楽を聞いて目を閉じる。音楽が常に意識に入り込んでくる。弱ったな、これでは全然眠れないじゃないか。せめて目を休ませるだけでも……と目を閉じていたが、それでもバスが高速道路を降り、少しずつ到着地点に近づいているのがわかった。どうやら本当に僕は眠れずに富士吉田市役所に到着してしまったらしい。午前6時、仕事が終わってから4時間も経過していないのに、僕は山梨県に来てしまったのだ。

初心者は5合目コースから

ここで富士登山競走について簡単に説明すると、その名のとおり山梨県から富士山の頂上まで駆け上がる山岳レース。スタート地点からゴールまでの標高差は3000メートル。ゴールまでの制限時間はわずか4時間半と大変厳しく、完走率は5割を切る。最初から山頂コースに参加できるのではなく、まずは5合目コースで2時間25分を切らないと、頂上への挑戦権を得ることはできない。今回初参加の僕は5合目コースだ。

20140727_01

市役所には、歴代の優勝者(猛者)たちの名前が刻まれたプレートが。第1回は昭和23年、伝統を感じる。

市役所に到着すると、頂上を目指すランナーたちが既に準備をしている。市民マラソンがブームになり数年、様々な人たちがマラソンを手軽に楽しめる時代になったが、この大会の雰囲気はそれらとは一線を画する。また山を舞台にしたトレイルランの大会とも異なる。ロード、トレイルを問わず鍛えぬいた肉体の持ち主たちばかりなのだ。「ゆるゆるランナー」みたいなのが……ほとんどいない。ピリっとした空気が漂っている。 仕事明けで到着した僕は、ワイシャツ姿という大変場違いな出で立ちだったので着替える必要があった。更衣室の場所をスタッフに尋ねると「用意がない」という。これだけでいかにこの大会が硬派なのかがわかる。シャツから下着まで何もかもを着替える必要があったので、建物の影を探してさっさと着替える。 事前案内を読んでいなかったが、どうやら荷物を2つに分けて預けるらしい。事前に送付されていた大きい袋にはバッグを。小さい緑色のビニール袋には、5合目地点で受け取るものを入れておくらしい。5合目の袋には、財布と下着を含む着替えを一式入れておいた。5合目からバスで山を下るのに時間がかかるっぽいので。 そんなパッキングをしていると、山頂コースのスタート時間が近づいてきた。

20140727_02

午前7時、頂上コースがスタート。トップランナーを先頭に目指すは富士山頂1点。

猛者だけが出場を許される山頂コース。身体も装備も余計なものを限界まで削ぎ落としたトップランナーたちが列の最前列に並ぶ。前回優勝者は松本大選手、6月に走ったスパトレイルのプロデューサーの一人だ。鏑木さんのように彼も連覇を成し遂げるのだろうか、がんばってほしいな、なんて思っているうちに山頂コースのランナーたちはいなくなってしまった。

軽量化と水分 どちらを優先すべきか
 スタートの前に装備の話を。
事前に5合目コースを走った方のブログを読んでいると登りオンリーのコースゆえ、いかに身軽に走るかがタイムをクリアするうえでも大事だという話だった。給水所も随所にあるのでトレランのようなリュックは不要とのこと。
問題は水分だ。給水所まで走れば問題なしという意見もあれば、ペットボトル1本を腰につけたという声もあってばらばら。軽量化にこだわればもちろんいらない。ただ、気温はスタート前に30度に達しようとしている。勝手のわからないコースだ。給水所があるといっても距離感が、わからない。
悩んだ末、今回はこの装備で挑むことにした。
  • サンバイザー Mountain Hardwear
  • タンクトップ Patagonia
  • ショートパンツ THE NORTH FACE(Flyweight Racing Short)
  • シューズ vibram TREKSPORT
TNFのパンツはウェスト部分がマルチポケットになっているタイプ。そこにSalmonのフラスク(250ml)を差し込む。中身はシンプルにアクエリアス(麦茶の次に味が飽きない)
フラスクをバックのポケットに入れてみたのだが、走ってみるとウェストが下がってくる。これはたまらん。そこでおなかのポケットに入れて走ってみると安定した。おなかが少しふくれてメタボリック度がアップするが、背に腹はかえられない。
結局僕は悩んで水分を持って走ることにしたのだが、この結果についてはレースの感想とともに後述することにしよう。

どんどん上がる気温、猛暑のなかスタート

5合目コースのスタートは、8時30分。山頂コースのスタートから90分後となる。その間、少し涼しかった気温は着実に上昇し、曇っていた空は青く、太陽の光が眩しくなっていく。これはひどい大会になりそうだな、イヤな予感しかしない。ランナーの殆どが日陰を見つけてはそこで時間を潰す。スタート直前には、至急されている水を首や腕にかけて冷やす……まだスタート前だというのに。 早くはじめてくれよ……これ以上暑くなったらたまらん……と思っていたが、いざスタートとなると「本当に走るのか……」とビビってしまう。この大会に関しては「楽しみ!」という気持ちは殆どなくて、おっかない気持ちのほうが多かった(だいたい僕は寝ていないのだ)

20140727_03

登山競走恒例、出発前の「えいえいおー!」声をあげて不安を吹き飛ばす

 正攻法は「馬返しまで走れ!」

富士登山競走攻略の定番が「馬返し」まで走ること。ネットを見るとたくさんの人が言ってる、間違いない。 スタートから11km地点にある「馬返し」まではロード区間。この区間をしっかりと走りきることが頂上コース挑戦権へとつながるのだという。11kmロードを走るなんてなんともないと思うのだが、スタートの富士吉田市役所から馬返しまでの標高差は680メートル。これがきつい。

スタートして200メートル程度で左折し、そこからはず~っと登り坂。しかもスタート直後から富士浅間神社までの3キロの傾斜がいきなり超ハード。一直線で日陰がなく、じりじりと照りつける日差しを浴びながらひたすら上る。休む場所などない。歩きたくなるが序盤もいいとこ、即アウトだ。
寝不足なくせに眠気がないという不気味なコンディションのままスタートした僕は、とにかく安全第一。ハセツネ30Kのようなスタートから力むようなことはなく、自然体で走った。
最初の給水、3kmの富士浅間神社ではさっそくアタマに水をかける。熱中症対策だ。水だけかと思ったら、丁寧にアクエリアスまである。ありがたい。コップ2杯飲んで安全第一で進む。神社のなかに入ると、さっきまでの傾斜がなくなる。「登りじゃなかったっけ?これはラッキーだ」と思ったのは、ほんのつかの間。走っているつもりでもスピードが出ない。おかしい、どうしてだろう。そうそう、傾斜がないように見えても着実に上っているのだ。序盤の傾斜が急だったので、感覚がおかしくなっている。青梅マラソンの往路で感じる上っているのに上っていない感覚に似ている。
次の給水、中の茶屋までは4.2km。この区間が長く感じられる。だらだらと上っているのがず~っと続く。景色に変化は感じられない。一直線の道。富士山は見えない。目の前にバーン見えるんじゃなかったのか・・・・・・。
中の茶屋では、係の人が桶で水をかけてくれる。タンクトップが一気に濡れて身体が冷える。つかの間の清涼感。がっつりアクエリアスとレモンをかじって、足を進める。次の給水が「馬返し」だ。
ここから「馬返し」までの区間がかなり傾斜がきつく感じられる。公式サイトには「ゆるやかな傾斜」とあるが緩やかとかいうレベルじゃない。歩く人が増えていく。だめだ、馬返しまでは走らなくてはならない。呪文のようにアタマのなかで詠唱しながら走る。走っている人が歩いているように見える。みんなスピードが出ていない。歩いているのと変わらない程度にまで速度が落ちていく。
もう10キロは走っただろう・・・・・とこの日のために用意したGPSウォッチの画面をはじめてのぞき込むと、驚くべきことに距離は1.7kmで止まっていた。なんどみても1.7km。操作ミスなのだろうか、はじめて使ってみたからわからない。ただタイムと標高は動いている。なぜか距離だけが表示されない。いったい、なぜ?
顔をゆがめて走り続けているなか、こんなトラブルまであって、馬返しなんて永久にやってこないんじゃないかという不安に陥る。とんでもない大会に出てしまった。
「もうゴールしてもいいよね」なんて声が聞こえてくる。そうだ、季節は夏……。
そして僕は歩いた。たぶん10kmはすぎていただろう。限界だった。自分の課した目標に負けた悔しさもあった。だが、この大会での目標は2時間25分以内にゴールして山頂への挑戦権を得ることだ。ここで歩いても、ゴールしたときにこの目標を達成すればいいのだ。少し回復したら走り、きつい傾斜は歩き……をこまめに繰り返す。当然まだ諦めてはいない。諦めるにはまだ早い。
馬返しからは歩きでいい
20140727_05

ようやく11km地点の馬返しに到着。スタートからここまで地獄と呼ぶにふさわしい区間だった。

馬返しには1時間14分に到着。12分を目安にしていたので、悪くはないと判断。さぁここからが後半戦、ポケットに入れていたトップスピードのドリンクを飲み干し、アタマから水を被っていざ登頂。 走れる人は駆け上がるようだが、ここからは歩きでも間に合うらしい。ただ、歩くペースが遅い僕は少し心配。序盤はうまく身体が動いてくれなかったが、しばらく登っているとだいぶ楽になり、すいすい進むように。トレランの大会だと登りでたくさん抜かれるのに、この日は抜く側に転じていた。ロードラン寄りの人で登りに自信のない人はこの区間のペース、気を配ったほうがいい。登り一辺倒のなか、少しだけ走れる傾斜のところがある。そういうところは少しでも走った。タイムを縮小できる場所がほとんどないのだ。 あとは5合目までひたすら山登りというキツい区間だけど、今月走った北丹沢はもっとキツかった。この区間、体力には余裕ができていた。13km付近の最後の給水所では「残り2キロです」と言われた。時計を見る。距離は相変わらず1.7kmのままだが、時計と高度は動いている。制限時間まではあと30分以上ある。残り30分以上で残り2km、行けるぞ! 後半の登りもそれほどキツくない。足場は豊富で悩む必要もない。終盤、一度ごく短いロード区間に出るもすぐさま短いトレイルへ。そこを抜けてようやくゴール地点となる。緑の豊富な地点から視界が開け、突然殺風景な風景一色に。同じ山を登っているようには思えない。ゴールまでの直線も傾斜がそれほどあるように見えないけど、スピードが全然出ない。

20140727_06

長かった、5合目コースのゴールイン。

タイムは2時間20分台。目標であった5合目のエントリー権をゲット。頂上コースの場合、5合目の関門時間が2時間20分ピッタリなのであと少しスピードアップしなくてはならない。頂上まで完走するには、かなり頑張る必要がある。

まとめ
  • 馬返しまでしっかり走れるかどうかが結果の半分以上を決めてしまう。5合目コースなら走力よりも気力がすべて
  • 馬返し以降、ロード系のランナーは登りでスピードが落ちるっぽい。普段トレランの大会で抜かれまくる僕が抜く展開になったので
  • ロードと山登りのトータルが求められる、突き抜けた走力がない場合、バランスが大切かも
  • 装備は軽装で、シューズも軽量重視。
  • 5合目までなら給水所でたっぷり水分補給すれば大丈夫、もっていく必要なし
  • ただしスタートまでの待機時間にのどが渇くので、100ml程度あると便利
20140727_04

こんな天気で頂上は目視できず……。

はじめてだった富士山、めちゃくちゃ過酷だったけどすごく面白かった。これはハマる大会かも。 5合目で富士山に登った気分を味わったけど、普通は5合目から登山するんですよね……。来年、頂上まではムリでも8合目までは辿り着きたいなと思いました。

望水 4

前回のつづき

今回は望水の朝ごはんについて。
目を覚ましたあと、朝食まで時間があったので温泉へ。そして温泉からあがると、休憩できるスペースにお野菜が。

20140714--4

トマトとキュウリ。これがおいしい。お風呂から出て冷えた野菜をシンプルな味付けで食べる。
梅雨明け前、一足早く夏がやってきたような気分。
これが日本の朝だ。あまりにおいしくて、おかわりをしてしまった、朝食前だというのに。

新鮮な野菜をたっぷりいただき部屋に戻るとちょうど朝ご飯の用意が進んでいるところだった。

20140714--5

ネットをみると事前に伝えると朝ご飯を洋食にすることもできるという話もあったが、シンプルな朝ごはんで。

籠のなかに器がたくさん入っていて、これをみるだけでワクワクしてしまう。

20140714--6

そしてお米のほうですが、お部屋ごとに一つひとつ釜で炊いてあります。
何もつけずに、そのまま食べたのですがこれも本当においしくて、釜が空っぽになるまで食べてしまった。

20140714--7

干物は夜ご飯のときに、いくつかの種類のなかからお好みのものを選ぶことができる。オーソドックスなのは鯵だろうか。
僕はえぼ鯛を選びました。

20140714--8

もう一つ、写真には無いけどお椀が美味しかった。漁師の方々の手法で暖めた石を鍋に入れて一気に加熱させることで、魚の生臭さなどを取る効果があるんだとか。夜ごはんではあわびの石焼だったけど、今度はお椀で石焼が登場。

日常生活では絶対に味わうことのできない非現実な食事。
これこそが旅の醍醐味なのでしょう。

Kalafinaのミニライブへ

日曜日の午後、ラゾーナ川崎でKalafinaのベストアルバム記念のミニライブがあるというので、仕事の前に立ち寄った。
連休中ということもあって、川崎駅〜ラゾーナにかけては大変な混み合いだった。
(いつものことかもしれませんが)

20140720-

14時スタートとあったので、余裕をもって優雅に13時半頃到着すると、ちょうどリハーサルがはじまるようでステージにメンバーの3人が現れた。これまで3度、ラゾーナ川崎で彼女たちのイベントを観ているが、本番の前に必ずリハーサルがある(生歌のため)。ミニライブの本番の時間はあっという間なのだが、リハーサルから聞くと倍楽しめるのだ。

本番で予定されているであろう3曲を途中まで歌い、一旦止めて確認する。そしてまた歌う。どの曲もワンコーラス程度なのかと思ったが、最後に歌った新曲「heavenly blue」だけはリハーサルで最後まで歌いきり、待っていたお客さんから拍手が起こった(そしてそのあともう一度ワンコーラス歌った)
ウォーミングアップが進んで暖まっていく経過がはっきりとお客さん側からもわかる、面白い。

気がつくと20分以上リハーサルをしていて、一旦ステージ袖に引いて注意事項などの説明があり、すぐに本番になった。

20140720--2

リハーサルから本番まで殆ど時間は経過していないし、歌う曲は同じなんだけど場の空気はガラリと変わる。
この日は3曲。
oblivious / 輝く空の静寂には / heavenly blue

ライブに数度足を運んでいるのにデビュー曲の「oblivious」をライブで聞いたのはこれがはじめて。
ベスト盤のイベントに相応しい選曲だったと思う。

いかにも夜な「輝く空の静寂には」をしっとりとお昼に聞くのも悪くない。アルバム「EDEN」のなかでは一番好きな曲だったので、こういうイベントで聞けるとは……本当にお得じゃないか。

そして最後の「heavenly blue」は気迫。CDではさらっと流す程度でしか聞いていなかったが、こうして生の歌声をきいてビシっと曲を捉えた感じ。特に中盤以降の3人梶浦語によるコーラスからはゾクゾクしっぱなし。

限られた時間ではあったけど、本当に充実したひとときでした、最高。

来年には初の武道館ライブ(2days)を控えているKalafina、コンサートは昨年のクリスマスライブ以降行っていないので、是非行きたいところだ。
(チケットがとれますように)

ベスト盤は「Red」「Blue」の2種類。バランスよく選曲されていると思いました。

 

望水 3

(前回のつづき

温泉旅館の楽しみのメインはやはり温泉だ。

(料理やお酒という方もいるかもしれないが)

 

望水の温泉は大きくわけて2つ。

1つは大浴場。こちらは2種類の温泉があり、24時で男湯と女湯を切り替えるようだ。1泊2日であっても、到着した日と翌朝とでどちらの浴場も利用できる。

そしてもう一つは個室の温泉「プライベートガゼボ」。これは個室の貸し切り温泉で海辺を眺めながらゆったりと温泉を楽しむことができる。おそらく望水が売りにしているであろう人気のコンテンツ。
プライベートガゼボは、1組50分無料で利用ができる。ガゼボの種類は4種類。もし、入りたいガゼボを事前に決めていたら、宿を予約の際もしくは予約後に希望のガゼボと時間を早く指定したほうがいい。先着順なので。

私が今回利用したのは「日のなごり」というガゼボ。

20140713--10

小さな入口をくぐってみると、こんな部屋になっている。

20140713--11

小さな入口からは想定できない奥行きと広さだ。
上の写真でうっすら見えているソファの奥には、温泉が見える。ソファの傍には鏡などが。温泉の隣には、身体を洗う場所も用意されている。

20140713--12

温泉は源泉掛け流しで熱め。お茶とお水が用意されているので、それらを飲みながらまったり過ごすといい。

20140713--13

僕の場合、正直温泉に長い時間入っているのは得意ではなく、他の人と比べると早めに湯船に出てしまうことが多い。

このお湯も熱く、じっくりのんびりと入っていられる感じではないなと思っていたが、50分の利用時間はあっという間に過ぎていった。浴槽に腰掛けてのんびりお茶を飲み、少し身体が涼んだところで温泉に入る、暖まったらまた腰掛けてお茶……を繰り返すことができるのが個室の魅力。

この日はあいにくの天気だったが、もし月び見える好天であれば、幻想的な時間を過ごすことができただろう。

つづく(朝食編)

望水 2

(前回はこちら

望水のよるごはんのお話。

食事は夜、朝共に部屋食なので、マイペースでリラックスして食事を楽しむことができる。

20140713--3

上の食事は温泉からあがって部屋に戻ると用意されていた状況。
ここからさまざまな料理が順番に出てくることに。これだけでもけっこうな種類なのですが、これは序の口。

20140713--4 20140713--5

アワビの石焼。石は朝食でも汁ものをあたためるのにも大胆に使っていた。

20140713--7

海老の入ったブイヤベースのスープ……洋食っぽい味付けで僕のなかではヒット。
海老も食べやすく、暖かいものがほしいと思っていた絶妙なタイミングで。

20140713--8

金目鯛の煮付けと一緒にご飯と味噌汁もいただく。

20140713--9

 

お酒や飲み物は料理をもってきてくれるときに注文するか、冷蔵庫のなかから取り出す。
冷蔵庫のなかには飲み物がたっぷり入っているので、それだけでも困らないかも(もちろん有料)

大事なことを一つ、お酒などは有料メニューでも充実しているのですが、ミネラルウォーターは割高なのでできれば駅の売店などで買っておいた方がよい。駅の改札を出たところに、売店があるので。これはビールとかにも言えることだけど。ちなみに部屋の冷蔵庫には地ビールが入っている。

ワインのボトルもけっこうメニューに書いてあるので、お酒をたくさん飲む場合はボトルがいいかもしれない。

すっかりお腹いっぱいになり、布団も用意され、とても眠たくなってきた。

次は翌朝の朝食のエントリーに……と行きたいところだが、その前に温泉についても忘れずに書かなければ

2014 J1 第12節 vsサンフレッチェ広島

F・マリノス 2 – 1 広島

20140715-

遠かった、エディオンスタジアム。

20140715--2

新横浜から新幹線で広島へ。座っているだけなのにぐったりするほどの長い距離。
そこから在来線の横川駅で下車、そして今度は路線バス。
路線バスも長いトンネルを抜けて山のなかへ。そこにようやくスタジアムが。

20140715--3

平日の夜に広島(の奥地)で開催される試合、マリノスのサポーターも心なしか少なめ……。
いや、少ないと断言できる。こんな少ない試合はそうそうないなというレベル。ましてやリーグ戦。

20140715--4

この広島の果てのようなスタジアムまで足を運んだ者たちは「すぐりし精鋭」に違いない。
相手に数では劣るが、勢いでは負けない。普段はダラダラと応援しているが、今日ばかりは真面目にやらないと……まずいだろうな。

ワールドカップによる中断期間を経て、Jリーグはいよいよ再開。20140715--5

前半は安定のスコアレス。お互いに決定機を作れない、得点のにおいのしない45分。

後半も緩慢な展開が続くかと思われましたが、序盤から広島がペースを摑み、後半11分に失点を喫する。まだ時間はある。焦る必要はない。ただ、点を取る意欲が感じられない無気力なオフェンスに関してはただちに修正する必要が出てきた。

その得点の前後にこれまで耐えていた雨雲が決壊し、土砂降りに。

流れがマリノスに傾いてきたのは、途中出場の兵藤選手がフィットしはじめてきた頃から。ボールの保持と相手陣地に攻め込む機会が増える。
「これは得点するんじゃないか」
ゴール裏からはサポーターからも期待の声があがる。それでもゴールは遠く、試合時間を示す針が「45」の文字に差し掛かってきた。

広島はマリノスの攻撃から逃げ切れると思っていたのだろう。後半45分、そういうことを確信してもおかしくない時間帯だ。これまでの攻撃の積み重ねがギリギリのタイミングで実を結び、齋藤学選手の見事なボレーシュートがネットを揺らす。その途端、土砂降りのなか椅子の上に立ち上がり、吠えながらタオルを回す。

スタジアムの空気が変わった。広島の選手たちの心がポキっと折れた音が聞こえた。
「あと1点、ロスタイムに取れるぞ」という声が聞こえてくる。これはあるぞ、残り時間は4分だ。アウェイでドローなら悪くはないのだが、マリノスは攻撃のギアをさらにあげていく。広島からは脅威が感じ取れなかった。

試合を決めたのは、後半49分伊藤翔選手のゴール。ほぼ無人のゴールにやさしくねじ込んだシュートだった気がする……というのも極度の興奮でゴールの前後に何が起きていたのかまったく覚えていない。選手達が交錯してボールが伊藤翔選手のところにいったように見えたのだが……。

20140715--6

 

激しい雨の降りしきるなか、先制を許しながら後半の追加タイムで逆転勝利。
リーグ再開1発目から非常に痺れる試合となった。ワールドカップを見ていても感じることで、試合の内容が悪くても最後まで諦めない、粘り強いサッカーで最後には勝つ、勝てなくても勝利への執着心を持ち続ける、そういうサッカーで魅せてほしい。

マリノスはそういうサッカーができると思うから。

行きも遠かったスタジアムは、雨のせいで帰りはもっと遠くに感じられた。
ズブ濡れのユニフォームで23時頃ようやくホテルに到着すると「お疲れさまでした」と私服の男性に声をかけられた。こんなホテルにあのすぐりし精鋭の一人がいるのか。
「逆転勝ちでよかったですね〜」
「いや、僕サンフレッチェの方なんで」
……お、おおおお……おつかれさまでした……と声をかけようとしたが僕はちゃんと声を出せたのだろうか。

望水 1

トレランの大会に月イチペースで参加している関係で最近は温泉づいている。今月もキタタンのあとゴールのそばにある温泉に入って汗を流した。走ったあとの温泉は爽快で疲れや泥だけでなく、もっと自身の奥底に溜まっている汚れも流れているような……感覚がする。

そんなわけで温泉が珍しくなくなりつつあるなか、温泉や、温泉旅館に宿泊ことが目的の旅行というのはほとんどなかった(最後は数年前の箱根の温泉だった気がする)。

この夏(といってもまだ梅雨明けしていないが)、温泉旅館に宿泊してきた。温泉旅館が目当ての一泊二日。

到着した日はあいにくの天気だったが、翌日は天気も回復してくれた。

伊豆熱川駅まで「踊り子」という特急に乗り、そのから旅館の送迎で北川(ほっかわ)という場所にある「望水」という旅館に宿泊した。

20140714-

玄関のあるフロアが最上階の8階で、窓の向こうの海を一望できる大きな窓がある。ここから海を眺めるのは飽きがこない。とても心地のいい空間だ。

20140713-

窓の向こうには漁船がプカプカ浮いている。ゆったり二艘が右へ左へと移動しているのだが、果たしてどんな漁をしているのか窺い知れない。

20140713--2

本当は勤勉に漁をしているのかもしれないが、こちらからはなかなかそれが伝わってこない。フワフワと主体性なく海を漂っているようにも見えてしまう。ちょっと損してる感じがする。でも、ここの食事でいただいた魚の一部はまさにあの船から獲れたものなのかもしれない。

このロビーは朝も夜もここちよくて、時間によってはワインなどを無料で出してくれて、部屋よりもここでゆったり過ごすことが多かった。

20140714--2 20140714--3

この角の席は海にせり出しているような、非現実的な気分が味わえる。

つづきはこちら

2014天皇杯 2回戦 vs ホンダロックSC

F・マリノス 3 – 0 ホンダロック(宮崎)

20140712- 20140712--2 20140712--3 20140712--4 20140712--5 20140712--6  20140712--8 20140712--9

4年に一度のワールドカップも残すところ2試合となった土曜日の夜。

日本国内では中断していたJ1の再開に先駆けて、天皇杯2回戦が開催。
ここからJ1、J2チームがトーナメントに加わります。

会場の三ツ沢について、トリコロールに飾られたスタンドを見て「日常に帰ってきたな」というのが率直な気持ちでした。特別なお祭りではなくて、好きなクラブを週末に応援するという日常。これが自分にとって大切な生活の一部になっているということを実感したのが大きかった。

今年の天皇杯、マリノスは前回大会優勝チームとして大会に臨みます。そして、今年から元日国立決勝ではなく12月に日産スタジアムで決勝が行われることになります(国立改修などの都合)。横浜で決勝が行われる以上、その舞台に立ってほしい。

試合はマリノスタウンの練習試合のようなメンバーの試合だったけど、いつもの主力選手とは違った試合運びで面白かった。若い子たちはこうやって攻めるんだっていうのが伝わってきた試合でした。相手チームがJ1クラブでこの日のような試合運びができるのかわかりませんが、興味深かったです。

マリノスは明日から一足早くJリーグが再開。
遠くの国で開かれる4年に一度の祭典が、近所のサッカーと繋がっていることを信じて応援していきます。

北丹沢12時間山岳耐久レース(キタタン)

20140706-

前回のつづき

いよいよキタタンの朝がやってきました。前日受付の雨から一転、レース当日の天候は晴れ。トレイルのぬかるみはあっても、雨よりは全然マシなレースになりそう。

渋滞と第2関門の制限時間が完走のキモ

ここで高低図をつかってコースを確認しておきましょう。

20140706--16

この大会についてネットで参加者の声を拾い集めると

  • スタート直後の登りで渋滞する。開始からのダッシュがポイント
  • 第2関門の制限時間が厳しい、ただこれをクリアすれば完走は余裕

というのが多かった。 僕はスタートダッシュがとても苦手で、傾斜のある場所を全力で走るのは身体への負荷も高いので渋滞に関しては諦めることに。 ただし「12時間耐久レース」といっても、関門時間が設定されているのでそれをクリアしないと完走できません。 第2関門は29.4km地点、制限時間はスタートから6時間後……走ったことがないので関門時間の厳しさが想像できないけど、とりあえず13時が関門時間だということをアタマの片隅に入れておくことにしました。

スタートダッシュ

キタタンのスタートはウェーブスタートになっていて、前年完走者&早い人の白いゼッケンが先行。その30分後にその他ピンク色のゼッケンを付けたランナーが走ります。ですから白とピンクのゼッケンでは制限時間もそれぞれ30分ずれているので、自分の制限時間がどちらか事前に確認しておきましょう。 20140706--2

白ゼッケンが全速力で駆け上がって行く様を見送ると……いよいよピンクゼッケンのスタートです。 「スタートダッシュはしないぞ……」 「それだと大幅に遅れてしまうぞ……」 「関門に間に合わないかもしれないぞ……」 などと心が揺れ動くなかスタート! さぁ〜て長いですからまったり行きますか!という人はほぼ皆無。……速い、速い、めっちゃ速いのです、周りが。スタートからトレイルまでの2キロ程度の道はロードなのですが、ほとんどが険しい登り坂の区間。そこをゴリゴリ駆け上がって行きます。私は最初の数百メートルで完全に息があがってしまい、朝の涼しい気温が嘘のように汗が一気に流れ落ちます。 そしてドンドン追い抜かれて行くことがストレスにもなります。 「キツい、歩きたい……でも歩いたら関門に間に合わないかもしれない」 距離にすると2キロ程度なのですが、地獄のような区間でした。

 そして渋滞へ
DCIM100GOPRO

ロードの険しい登り坂がようやく終わると、待っているのはトレイルの渋滞。進みません。焦っても仕方ありません、動かない間に水分補給をし先ほどの疲労回復に努めます。こうしたトレイル区間の渋滞というのは、この大会では至るところでありました。 最初の登りと下りを終えるとロードに出ます。次の給水所「立石建設」(上の高低図参照)まで走ります。この区間は下り基調のロード7km。5kmくらいかなと思っていたので途中からは「おいおいあとどのくらい走ったら立石建設なんだよ」と不安になりながら走っていました。

水を被って進め
DCIM100GOPRO

立石建設にようやく到着すると、多くのランナーが係の人にアタマから水をかけてもらっていました。気温はそれほど上昇していないのですが、もう暑くてたまらないのです。例年よりも涼しく走りやすいキタタンと聞きましたが、暑いものは暑い。私もアタマに水をかけてもらいます。一瞬身体がブルっと震えるほどの爽快感で、一気にリフレッシュできました。以降の給水所では必ず水をかぶってすすむことに。 立石建設を過ぎると本格的な長い登りになります。

DCIM100GOPRO

この区間のピークまで4キロちょっとでおよそ800メートル、ひたすら登りつづけます。 渋滞とまではいきませんがこのように一列になって進んでいきます。登りの遅い私には程よいペースで体力的にも優しかったのですが、急いでいる人にはストレスになったに違いありません。ピークまで達するとスピードの出せる下りになるのですが……一列になっているためスピードが出せません。数人先の一人が遅いのはわかるのですが、そこに達するにはちょっと距離があるし、狭いトレイルで追い抜いて進むのも気が引けます。これが意外とストレスに。 そしてもう一つ、スピードが出せないのでこまめにブレーキをかけることになります。小走り、歩き、立ち止まり、また小走り……こういったことを急な傾斜でやっていることが徐々に足の負担につながっていったような気がするのです。

きゅうりがおいしい第1関門

DCIM100GOPRO

走っているのか歩いているのかよくわからないまま、第1関門(18.6km)に到着。 ここで給水(水のみ)を行い、フラスクにも補充します。 本当はささっと出発したかったのですが、お手洗いにもいきたい。ジェルも食べたい。まだまだ先は長いので補給はしっかりと。ここではバナナやキュウリもありますが、オススメはキュウリ。塩も聞いてて、熱中症対策や足がつりやすい人にもうってつけ。お手洗いもすませて万全の体制で出発。 結果としては10分近くエイドで過ごしてしまい、大幅なロス。時計をみると11時。制限時間30分前です。次の第2関門までは2時間しかありません。果たして間に合うのだろうか。なるほど第2関門の制限時間がキモというのはこういうことだったのか……。これは難しい区間になりそうだ。 先々のことを考えると急ぎたい気持ちはやまやまですが、このハードな登り。 DCIM100GOPRO

さすがこの登りを追い越しながらオラオラとあがっていく度胸、体力、筋力すべてが欠如しています。 はぁはぁ息を切らしながらゆっくり歩いて進むしかありません。

林道を走り続けろ

長い登りを過ぎると今度は長い林道になります。砂利道のような舗装されていない道路が殆どで、下り基調なのですが本当に退屈。走っていて一番楽しくないのがこの林道。しかもこの林道が8km近くあるんです。気になるのは時間……。私は地図を取り出して確認するのが億劫だったので「5km程度の林道だろう」と思って走っていました。5kmなら走り続けることができる。ところがいつまで経っても関門が見えない。時計を見る、関門時間の13時はゆっくりだけど確実に近づいている。つらい、少し歩きたい、でも歩いたら間に合わないんじゃないか、地図を見たい、でも取り出す時間がもったいない……ええい!走るしかないのか! 制限時間に追いかけられるこの8kmがある意味、一番しんどい区間でした。

関門はエイドの向こうにある

DCIM100GOPRO

トンネルを抜けてようやくエイドが見えてきました。上の写真の左にも欠けていますが「関門」の文字が。 ふ〜、間に合った。12時40分くらいの到着です。水を被るか、それともトイレにいくか。とりあえず給水からにしよう……と思っていたときスタッフのおばちゃんの声が聞こえてきました。 「関門はこの先です」 えっ、関門はここじゃないの?確かにICチップでチェックする青いシートがない。時計を見る。トイレの待機列の長さを確認して、トイレを最優先に並ぶことに。これ要注意です。関門のあとにはトイレありませんでした。また第 2関門以降もトイレが見つけられませんでした。最後まで走り抜けたい人は関門の制限時間+トイレに並ぶ時間まで考えた方がいいと思います。ちなみに2014年の大会でここに設置された仮設トイレは2つのみ(男女共通)

休憩は第2関門のあとで

DCIM100GOPRO

結局お手洗いのあとに水分補給などを済ませ、50m先の第2関門(29.4km)を通過したのは関門時間10分ちょっと前。 関門をくぐるとすぐに私設エイドの方がいて、ジュースをいただいてきました。ギリギリのランナーには本当にありがたいエイドです。そして多くのランナーがアスファルトに座り込んでいます。

「第2関門の制限時間をクリアできれば完走できる」 といわれています。

というのも、第2関門の制限時間が13時(ピンクゼッケン)でゴールの制限時間が19時。距離にして13km程度を6時間でゴールすればいい。大きな怪我やトラブルがなければゴールはみえてきます。 「よし、これで完走が見えてきたぞ」 タイム云々ではなく、完走が目標の私はようやく気持ちを落ち着かせることができました。もう制限時間に追いかけられる心配はない。前だけを見て進めばいいのです。アスファルトにしゃがみこみ、ザックを外して身体をゆったりさせます。そしてその間にジェルを食べて、このコースの最難所へ向かうための準備をします。

終わりなき登り、姫次への道

いよいよここからがコースでもっとも険しい登り、ピークの姫次まで6km弱で800メートル登ります。 事前情報でこの姫次までの道が一番険しいときいていました。出発する前に高低図を改めて確認。

20140706--16

まず1077mまで急傾斜で登ったあとにすこし傾斜がゆるやかになっている。登りが2段階に分かれているんだなという認識で臨みました。序盤の1077メートルまでの登りは本当に傾斜が急です。私はゆっくり歩けば立ち止まることなく、一気に上まで登りきることができました。

この高低図だと、しばらく平かな道が続いて2つ目の険しい傾斜を迎えるように見えるのですが……実は登りの前に結構下りがあります。
おまけに渋滞まであります。一カ所、ロープをつたっていく場所があって、そこだけは渋滞していました。
それもけっこう長い……20分くらい待ったのではないでしょうか。タイム関係なく完走だけを目標にしていた私としては、かっこうの体力回復ポイントでこれまでの登りの疲労をとったり、水分をとったりして助かりました。

DCIM100GOPRO

何度もある偽ピーク

また、並んでいる間に前後の方と雑談をして時間を潰していたのですが、どうもこの先何度も「偽ピーク」があるというのです。
「ここを登りきると姫次かな」と思うとまだ続きがある、知らないと結構心が折れるというのです。私はGPSウォッチを持っていない完全感覚ランナーなのでこの情報は本当にありがたかったです。

そしてもう一つ、山の斜面が崩れている傍を登る道があるというのです。それを登ると姫次まであと少しなんだとか。

DCIM100GOPRO

これがその山の斜面が崩れている箇所。登っていればすぐにわかると思います。この情報のおかげで「ああ、このことを言っていたのか」というのもわかって本当に楽でした。この山を登りきると姫次まで700メートルという標識があるはずです。

そしてようやく姫次に到着。

DCIM100GOPRO

長かった〜。第2関門から2時間以上かかったんじゃないでしょうか。渋滞以外一度も足を止めることなく進むことができたのはかなりの自信になりました。ここでは神奈川大学の山岳部さんが運んで来てくれたお水を一杯いただけます。私も一旦腰を下ろして、ここまで運び込んできた缶コーラを飲みます。
うめぇ、命の水だよ、コカコーラ。いつからコーラはスポーツドリンクになったのでしょう。

飛ばせ飛ばせ超楽しい下り坂

DCIM100GOPRO

ここからはゴールまで殆ど下り。これまで渋滞気味で下りでも思うように走れませんでしたが、出発すると前も後ろも人がいない。一人きりの空間、気持ちいい。ゆっくり走りはじめて、斜面に身を任せて加速、加速、一気に加速。段々人がみえてくる。声をかけて横パスする。

これまでストレスの多かった下りでようやく楽しい走りをすることができます。相当疲れもたまっているはずなのですが、ここでは足が動くのです。着地の判断も間違えなく、転ぶことも無く、一気に行きます。

DCIM100GOPRO

下りきると、行きでは登ったロードに出てきます。ゴールまであと少し。

DCIM100GOPRO

 

ここで最後の給水をとることができます。
残り1.5kmくらいだと思います。

ここまでのトレイルの下りで足を完全に使い切ってしまって、ロードになった途端走ることができません。途中から太ももの前の筋肉が痛んでいました。ああ、もう終わったかなといったところです。ここからゴールまでは慎重に歩いていくことに、制限時間で引っかかることはありません。

しかし、トンネルを抜けて少し歩くと行きのルートとは異なるトレイルを進むことに。しかも下り。
これは走るしかないでしょう、最後の下り坂ですよ。ロードでの歩行が嘘のようにピョンピョンと下っていくとあっという間にスタート地点に。ここがゴールなのかと思ったら、ゲートをくぐった先がゴールになっていたのにはちょっと驚きましたが……ようやくゴール。9時間30分手前のゴールとなりました。

第2関門まではひどいコースだなと思っていたのですが、最後の下りが楽しくてそんな不満も吹き飛んでしまいました。
例年猛暑で大変だと聞きましたが、今年は高いところは肌寒く感じられるところもあったくらいで、気候にも恵まれました。真夏日だったらゾッとします。

来年もし出られるとしたら「白ゼッケン」で走ることができると思うので、今年とはまた違ったレースが楽しめそうな気がします。筋肉痛が5日も続いてビックリしましたが、いや〜楽しかった。

北丹沢12時間山岳耐久レース 〜前日受付篇〜 キタタン

キタタンも前泊

7月6日に開催された「北丹沢12時間山岳耐久レース」に参加してきました。 今回は神奈川県開催ということで、横浜市民であれば当日電車で行っても大丈夫かなと思っていたのですが、どうもそういうわけでもなさそう。始発で間に合わなかったり、ギリギリの到着で慌てたりするのはマジ勘弁なので、念のため前泊することに。 最寄りはJR藤野駅、はじめて下車しました。中央線の駅です。 20140705-

 前日受付を済ます

駅からは宿泊先のバスで送迎してくれました。 藤野駅周辺は曇っていたのですが、徐々に雨脚が強くなってきます。 そしてやってきたのは……明日のスタート会場。 「それでは前日受付をしてきてください」 なんと、そんな便利なことまでしてくれるのか、ありがたいありがたい。

20140705--2

めっちゃ雨が降っていました。不吉な予感しかしません。

前日受付を済ませて、出展ブース(売店)を眺めてから、いよいよ宿へ。 クルマのなかでふと考える。 ここはどこなのか。 藤野駅は中央線沿線だったから東京都? レースは神奈川県なんだよな? そして宿は……

山梨でした
20140705--3

写真右上参照。山梨県道志村とある。

山梨県!? 県境とはいえ、山梨県で宿泊するのか……人生初の山梨泊だ。 それにしても、小雨が降っている山と川、立ちこめる霧……なんとも神秘的な光景ではないか。 しばし県境の橋から山を眺める。 明日はああいう山を登っていくのだろうか。大変そうだなぁ、一体誰がこんなことやろうと最初に言ったのだろう。 食事は早い時間に提供してくれて、ごはんと味噌汁はおかわりができたのでたくさんいただく。ありがたい限りです。 翌朝の朝食は午前4時からということだったので、食事後は部屋でビールを飲みながらハイドレーションパックに飲み物を入れたり、持ち物を確認したりして、気がつけば21時過ぎには眠りについていました。 そしていよいよ日曜日、レースが始まります。