日別アーカイブ: 2014年9月17日

白馬国際トレイルラン 2014 その1

3連休は長野県の白馬村で開催された白馬国際トレイルランのロングの部(51km)に参加してきた。

白馬村へは、新宿駅から直通の特急電車が出ているというので「あずさ3号」という誰かのヒット曲のような列車で向かった。

僕が予約したとき、指定席は既に売り切れていて泣く泣くグリーン車にしたのだが、席を確保できたのでこの電車の旅は実に快適なものだった。

ビールを飲んでウトウトしていると、外の景色がいつの間にか絶景になっていて、言葉を失う。

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車窓からの景色がヤバい。

日本の自然の美しさ、こんなすばらしい場所があるのだな、と感動。

乗客の多くが登山客のようだった。美しい景色と彼らを眺めて、いつか登山をしてみたいな、と思った。

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白馬駅には昼前に到着。駅前で軽く食事をとって、宿泊先の民宿へ。

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素敵な街並み。心が穏やかになります。山の一部、明るいグリーンの部分はジャンプ台。

宿泊の手配は漠然とした人数を登録すると大会サイドが宿を指定してくれるのであれこれ選ぶ手前が省けて助かった。

6人部屋のような広い部屋に一人で泊まることに。もちろん温泉だし、食事付き。大満足だ。

部屋が広いので、装備やウェアを部屋に並べて支度をし、受付会場へ。

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白馬といえば長野五輪の会場でしたね。懐かしい。

まだ人は疎らでエントリーもあっという間に完了。参加賞として渡された袋には、定番のTシャツ以外にも、景品がドッサリ。

Tシャツもなかなかいけている。

ロードのメジャーレースでもこれほどの物量をもらうだろうか。手ぶらではなくバッグをもってくればよかった。

しつこく警告されていたので、蜂対策のためポイズンリムーバーを買って、1回目のコース説明会に参加。

試走もしない初めて出る大会では、このコース説明会で得られる情報はとても大事だ。これを聞いただけで走った気になる(おいおい)

コース説明会は30分程度の予定との話だったが、終わってみれば1時間近くに及んでいた。
白馬国際トレイルランは「日本一楽しい大会」を目指しているという趣旨がよく伝わってくる説明会だった。

これまでずっと悪天候だったが、今年は天気予報に初めて晴れのマークが出たこともあり、大会側がみんなにぜひ見てほしいと思っている絶景が堪能できそうとのことだった。

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距離のわりに累積標高が少ないので、走れる場所が多そうだし明日への期待が高まる。
参加賞をたくさんもらったのに
「エイドがたくさんあるから今日もらったのは要りません。次の大会で使ってください」
「水も500mlあれば足ります」
と言った説明に笑ってしまった。
説明会の後にはゲストランナーの紹介、そしてゲストランナーでもある鏑木毅さんのトークショーも開かれた。

トレイルランの入門的な大会だと思うのだが、そこで世界で活躍するトップランナーの話が聞ける。これも贅沢。

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Hardrock 100の体験談も映像を交えながら披露。平均標高が3000m超えらしい。恐ろしいレース。

鏑木さんの話では「苦しみを抱きしめること」という話がとても印象に残った。

もうすぐ46歳、衰えは感じる。それでも100マイルのレースに取り組んでいるのは、長年の疲れづらい身体づくりとメンタルが生きるからだという。

そのメンタル面で負けないのが「苦しみを抱きしめる」ことなんだとか。

苦しみを「あっちへいけ」と追いやるのではなく、抱きしめる。

深い。

僕も苦しみを抱きしめることができるだろうか。どこかでこの言葉を思い出すことがあるかもしれない。念仏のように唱えてみた。

その後は振る舞い酒が出て、発泡酒や地元の料理を軽くいただいて宿へ。

日も暮れてしまい、あっという間に夜ごはん。

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ごはんはおかわりできたので、しっかりおかわり。

23時手前には眠ってしまった。

明日のスタートは7時。4時半には起きる予定だったのだ。

このままビールでも飲んで、ぐったりまったりして帰ってもいいのだが、走らないといけない。

走りに来たのにこの移動と今日の内容だけで満足してしまった。あかん、本番は明日なのだ。

(レース編につづきます