月別アーカイブ: 2014年11月

ターサージール3を履く

普段のランはvibramのファイブフィンガーズ。

マラソンだってファイブフィンガーズ。それだけで3年走ってきた。

特に不満はない。

だけど、「今の自分が普通のランニングシューズを履くと何か変わるのだろうか」と興味がわいた。

そんなことから手に取ったのが、アシックスのターサージール3というシューズだ。

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「虎走」の文字がクール

お店ではターサージャパンやアディゼロ匠戦なども履いてみた。

ビブラムに慣れているとターサージャパンはソールの柔らかさが慣れなかった。

匠戦とターサージールは、履いてみて違いはそれほど感じられなかった。決め手は色で。

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このイエロー。アシックスにしてはかっこういい。足首周りに虎柄が入っている。

つま先から踵まで真っ平らなシューズを履いていると、怪我をしないか少し不安になる。

薄底のシューズになるそうだが、ビブラムよりはかなり厚底。

ただ、ソールの硬さ、反発感はなかなかいい感じ。

これが柔らかいナイキのシューズは走るたびにソールがベコっと凹む感じがして苦手なのだが、これはその心配がない。

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一応ソールはこんな感じ。突起物の効果はよくわからなかった(笑)

さっそく、このシューズで先日のつくばマラソンを走ってみた。事前に2度、この靴でランニングをしていた。

◯ 感想 スピードは出る気がする

フルマラソンを走ってみての感想は以下のとおり。

  • ソールの反発力が効くのか、思っているよりもスピードが出る。
  • ソールの硬さがレース終盤になると足にくる
  • 慣れていないからなのか、足首に嫌な痛みがする
  • とはいえ、思ったよりもいい感じ

痛むところがあるのは、こういうシューズに慣れていなかったり、単純に自分の実力が足りなかったりするのでやむなしかと(笑)

自分で思っているよりも、スピードが出ているのでこれは面白い。

ただこのスピードに身をまかせると、終盤に向けて失速しそう。

なので自分の心地よいペースで終盤まで体力が持てば、この加速力は大きな武器になりそうな気もするんだよね。

ということで、もう少しこのシューズを本番では使ってみようと思います。

最後まで攻め抜くランナーへ!サブ3の領域に突入!!!【2015SSモデル】asics【アシックス】TARTHER...

今、上のアフィリエイトの文句をみると、このシューズサブ3向けなんですね(笑)

でも自分の気分があがるシューズを選ぶのは大事なことだと思うので、あまり気にせず履きます。

普段履いているのは、こちらのシューズ。こっちもイエローです。

第34回 つくばマラソン

⚪︎ 1年ぶり、フルマラソンに挑む

先日の神流マウンテンラン&ウォークが終わって、トレイルランニングを楽しんだ1年の達成感に包まながら日々を過ごしていた。

まさかこんなに早くつくばマラソンがやってくるとは思っていなくて、事前に走ったのは3度で計30km。

準備不足は明らかだ。上の30kmは日にちが近づいてきて慌てて走ったものだ。

トレイルランニングをやっていたのだからマラソンは大丈夫でしょう?という声もある。

でも、それはしっかりとトレイルランをやっている人のことではないだろうか。

関門ギリギリ、完走できれば大勝利というスタンスで、全体の半分、いやそれ以上かな、歩くトレイルラン。

景色やエイドの食べ物を楽しむ時間もある。

それと比べてマラソンは42km走り続けなければならない。

目標タイムだってあるだろう。景色をボーっと眺めている時間はない。

昨年のつくばマラソンは散々だった。

20kmすぎから苦しくなり、力が入らなくなった。それでも25kmまでは頑張れたものの、そこでノックアウト。

フラフラとコース中を漂い、走っては歩きの繰り返し。

終盤になって少し体力は持ち直したものの3時間42分でゴール。満足のいく結果とはならなかった。

昨年同様今年も準備はできていない。

ただ、去年と違うのは……トレランはやっている。それが果たしてどれほどのアドバンテージになるのはかはわからないけど。

⚪︎ 前半は様子見のペース

昨年の記録を確認すると、運動不足のくせになんとかサブ3.5を目指そうという無謀な走りをしていたことが一目瞭然。

序盤は1キロ=4分40秒前後で走っている。

これは2年前の一番早かったときのペースだ。

それを練習せず体力も落ちているなかやろうとするからダウンしても驚かない。

でも1キロ=5分だったら……20km走るのにムリはない。

まずは中間地点のある21キロをキロ=5分で走ってみよう。そしてそのときの身体の具合を見て残り半分のことを考えよう。

これが練習不足の僕が42kmをしっかり走るために考えたプランだった。

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筑波大学のキャンパスは毎年紅葉がキレイで心が和む

一応SUUNTOで記録を計りながら走っていたが、あまり時計を見ることはしないように。

自分にとって心地いいペースを探っていけば、キロ=5分近くになるはずだ。

今回序盤はペースやタイムよりも、意識したのは心拍数。

これを手元でモニタリングしておいて、ペースメイクの材料にしようと考えたのだ。

(急激に心拍数が上がるようだったらペースダウンするとかのレベルだけど)

つくばのコースはフラットが多くて気持ちがいい。視界は狭く、前だけを見て淡々と走る。

何を考えて走っていたのか、まったく思い出せない。何も考えていないのだろう。

心拍数を見て、タイムをたまに確認する。キロ=5分のペースより20秒ほど早いペース。

「ちょっと早いなぁ」と思いながらも、身体がこのペースの波に乗っているようで心地いい。

疲れはない。ここでペースを落とすと却って疲れてしまいそうで心配になる。

「まぁいい、中間地点まではこのままで走ってみよう」

中間地点手前の折り返しは応援の多いエリア。

音楽を聴いているのであまり応援は聞こえないが、賑やかな雰囲気でテンションがあがる。

さぁまもなく中間地点だ。青い計測用のシートを踏んだところで腕時計に目をやった。

⚪︎ サブ3.5に挑む

ネットタイム1時間43分で中間地点を通過。

想定よりも2分早い。

身体の具合は……疲労はあるけど去年のように25kmで力つきることは……なさそうだ。

選択肢は2つ。

  1. 全力で走って2年ぶりのサブ3.5に挑む
  2. 今年最初のフルマラソンなのだから無理のないペースで42km走りきる

走りながら……考える。でも考えている時間はそれほどない、レースに集中しなければ。

20メートルほど考えて、一つ目の選択肢を選んだ。サブ3.5。もうムリかもしれないと思っていた。

だけど、記録の出やすいつくばだったら……まだ体力が残っている今年は数少ないチャンスじゃないか。

残り21kmをキロ5km程度のペースで目標は達成できる。

ここからは手元のジェルを補給する。給水の時間は多少長くなるが、無理は禁物だ。

20km、30km、35kmで補給だから残り2回。これはしっかりやる。

昨年力尽きた25kmを通過する。まだ力がある、辛くないといえば嘘だ。でもまだバテる感じはしない。

30km通過。

時計を見る。まだ大丈夫だ、ペースは維持できている!残り12キロ!

そして次のチェックポイント35km地点。

少し落ちてきたか……でもまだ大丈夫だ。ここからが正念場だ!と気を引き締めた直後からだ。

身体が……動かない。

重い、次々に追い越されていく。これだ、去年の失速と同じだ。

ああ、来てしまったか……という気持ち。残り7kmであと少しだったのに、これで終わりか。

張り詰めてきたテンションが一気に緩むのがわかった。頑張っても動かないのだ。

やる気がないわけじゃない、仕方ないじゃないか。ゲームセットだ。

周りのランナーに追い越され続ける自分は果たして今、どんなペースで走っているのだろう。

時計で確認すればすぐにわかるが、時計に目がいかない。

そんな余裕はない。もう前を見ているだけで精一杯。

目標の達成は難しそうだ。

でも、無理だとわかっていて残り7kmであきらめちゃうのも格好悪いし、いや達成できないこと自体がカッコ悪いのはよくわかっているんだけど、ここはせめて体力が続く限り悪あがきするしかないだろう。

身体中の筋肉が悲鳴をあげているなか、もう一踏ん張りさせる。

履きなれないシューズのせいなのか、足の裏は痛いし、左の足首は鈍い痛みが続いている。

歩いているランナーを見ると誘惑に負けそうになる、もう歩きたくて歩きたくてたまらないのだ。

だけど、この挑戦を次の大会につなぐためには悪あがきするしかないのだ。

とりあえず給水以外は絶対に歩かない、最後まで走りきる。

手元にあった「トップスピード」を飲む……わかっていたがスピードは戻らない。

気がつくと筑波大学のキャンパスに戻っていた。

相変わらずドンドン追い越されていく。35kmからゴールまでの間に果たして何百人に追い越されたのだろう。

こっちだって必死に走っているというのに。

終盤にペースを上げる走り、僕が憧れるスタイルをする人たちが羨ましくて堪らない。

それに対して今の自分惨めな姿といったら、涙が出てくるな。

残り3kmの看板にはfate/stay nightのアーチャーのセリフをもじった言葉が書いてある。

「こいつを抜いてしまっても構わんのだろう」

ああ、俺はもう抜き去るだけの力はないのだよ、抜かれる一方だ。

残り1kmくらいになれば力が込み上がってくるのかなと思ったけど、そんなことはなかった。

時計をみると3時間29分。間に合わなかったなぁ。

だけど終わっていない、自分の戦いはまだ続いている。

42km通過。ゴールのトラックが見えてきた。スパートだ。走れ!と念じる。

ゴールゲートを目視できてからようやくスピードがあがってきた。100メートルあるかないかのスパートでゴール。

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⚪︎ あと少しのようで遥かに遠い4分。

ネットタイムはギリギリ3時間33分。

ペットボトルをもらってトラックの脇にしゃがみ込む。しばし放心。

目標は達成できなかった、おまけ身体を強引に動かし続けたせいかキツくてキツくてたまらない。

悔しさがないわけじゃないけど、終わってみるととても充実した走りをすることができた。

後半は目標のために本気で挑むことができた。

走っているときはそれだけのことしか考えなかったし、純粋にタイムに挑めた充実感があった。

1点だけに集中できた充実感、そのために身体を消耗させること。

久しぶりに走ってみてマラソンってこういう楽しさがあるんだなって前向きになれた。

走る前までは「42km走り続けるなんてゾッとするわ」という心境だったけど、このゾッとするのが楽しみなんだ。

シーズン最初のマラソンでそう思えたのは本当によかった。

2014年は色々な大会に出てみたけど、最後の最後でマラソンの楽しさを思い出した。

この手応えを年明け以降のマラソンにつなげていきたい。

第6回 神流マウンテンラン&ウォーク (当日編)

前日編はこちら

前日飲みすぎたのかもしれない……4時半に目をさましてからずっとアタマが痛い。

偏頭痛なども普段からないので、頭痛は不慣れで苦手だ。

スタートまでに頭痛が治るとは思えない、困ったなぁ。

朝食はごはんをおかわりするほど快調だったが、頭痛は治まらずそのまま会場へ。

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◼︎最初の1000メートルの登りがキモのロングコース

ここで簡単にコースの概要を。神流マウンテンラン&ウォークは大きく分けて3つのコースがある。

・スーパーシングル・ペアクラス/50km、累積標高差 3,978m

・ロングクラス/40km、累積標高差 2,976m

・ミドルクラス/27km、累積標高差 1,997m

今回出場したのはロングクラス。もっともオーソドックスなクラスだと思われる。

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鏑木さんの前日の説明によると、このコースのキモは西御荷鉾山(11.4km)までの登り。

スタートからここまでで標高1000メートル登ることになる。我慢の区間だ。

これをクリアできればあとはあれよあれよと進んでいくという。確かにここをすぎれば緩やかな登りばかりだ。

ちなみにスーパーシングル、ペアは、ロングのスタートの前に10km、累積標高にして1000メートルが加わる。

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結局頭痛のままロングコースはスタートしてしまった。

頭痛のなか走るのは初めてで不安だったが、ロードのようなペースで走らないのでそれほど気にならない。
(そしていつの間にかゴールまで頭痛のことは忘れてしまった)

最初は神流の街中を走っている。家の前には神流の方々が立っていて旗を振って応援してくれる。

僕らも手を振りかえす、暖かいおもてなしだ。

我々にとって非日常なこの大会、神流の人たちにとっても非日常なイベントなのだろうか。

最初の急登にそなえてまったり進み、神流の方々の応援を楽しみながら徐々に急登エリアへ足を踏み入れていく。

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神流の物哀しいトレイル

先月のハセツネはストックに頼りっぱなしだったので、足だけで進むのは久しぶりだ。

追い越したりもしたが、こんな登りで頑張っても仕方ない。ここはゆっくり、慎重に進む。

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階段に到着すれば西御荷鉾山の頂上まであと少し。振り返ると絶景が広がる。

これは進歩なのかわからないが、キモと言われた西御荷鉾山までの道は思っていたほどきつくなかった(心拍は上がってしまったが)

このピークを抜けると、林道の多い区間となる。

山を登るよりも、林道のほうが精神的にきつい。林道のランはなかなか楽しいと思えない。

中途半端に走って、傾斜がきつい区間は歩く。単調な運動なのだ。

そんな区間を辛抱強く進んでいくと「絶景ポイント」という看板があった。

振り返ってみると、紅葉に染まった美しい景色が広がっているではないか。

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雨がぽつりぽつりと降り始めたが、とても綺麗な神流の自然。

 

ちなみにこの絶景ポイントから数キロ進むと、冷たいビールを提供してくれる私設エイドもある。

このコース、エイドは4箇所なのだが、それ以外に私設エイドが豊富でそれほど水分をもたなくても楽しめる。

とてもありがたかった、この場を借りて御礼申し上げます。

◼︎極上のふかふかトレイルを抜けて天空の集落へ

絶景を満喫したあとは「リタイアするとしても持倉の集落まではいってほしい」と言われていた29km地点の持倉エイドを目指す。

コース最高地点の白髪山(25km、標高1500m程度)を抜けてミドルコースと合流。

そのあとにまっているのはふかふかのトレイルと思いっきり飛ばせる最高に気持ちいい下り坂だ。

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ふかふか

神流のふかふかのトレイルは素晴らしいというが……実に気持ちいい。

今年走ったトレイルで一番走り心地がいい。本能のまま走って一気に下る。

落ち葉の下に木の根っこが隠れているのだろうか、そんなことを気にせずアタマを真っ白にして下る。

下り楽しかった!という声をいろいろなところで聞いた。

この下り坂を抜けて道路に出ると持倉集落だ。

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標高1000メートルにある集落だから天空の里と呼ばれているそうだ

この持倉エイドでぜひたべてほしいと言われたのが、お蕎麦。この集落の方々がいちから作ってくれたお蕎麦が絶品。

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あまりにおいしいのでおかわりしてしまった。

走っているとジェル以外の食べ物はあまり入っていかないが、この蕎麦は格別の味。

そばつゆも塩分を補給できるし、あと1杯はいけると思ったが後続のランナーのことを思い自重。

エイドなのでたくさんの人が集まっているが、鏑木さんの話だと去年までは7世帯だった集落は今年は6世帯になったという。

果たしてこのエイドは、このお蕎麦の味はあとどれくらい続けられるのだろうか。

こういった集落は全国の至るところにあるのだろう。横浜で暮らし、東京で働いていると見えてこない今の日本の側面の一つ。

そんなことを考えながら持倉のエイドを過ぎる。ここまでくればゴールまでは下りのほうが多くなる。

残り12km、少し登りがあるものの600mくらい下っていくのだ。

紅葉に染まる森のなかを駆け抜ける。下り坂だ、駆け抜けるといってもいいだろう。

アタマはどんどんクリアに、真っ白になっていく。気がつけば雨は本降りになっている。

でも体を動かしているのでレインを着るほどではない。最高の下りのトレイルを存分に味わう。

◼︎温かさあふれるゴールへ

街に出ると、ゴールまではあと1km強。

途中の私設エイド(地元の方)が「食べて行って!」というので断りきれず、きゅうりのつけものとラッキョをいただく。

うまい!本当はゆっくりしたかったが、身体がノッているので二つを食べてありがたくエイドから去る。

街頭には地元の方々がたくさんいる。

驚くことに「⚪︎⚪︎さん、頑張って!」と私の苗字で応援してくれる(どこにも苗字は書いていないが)

本当にうれしい。そんな温かさと感謝の気持ちに包まれながらのゴールだった。

ゴールの前にはマイクを持った鏑木さんがいて握手をした。

「素晴らしい大会でした」とか言えればよかったのだが、ゴール手前で興奮してて何を話したか覚えていない。

タイムは6時間前半。思っていたよりもあっという間のゴールとなった。

チップの回収のあとには「抽選会」なるものがあり、ゴール直後にガラガラを回すという初体験を味わう。

外れはティッシュ、味噌なんかも当たるようだったが、私は子供向けの恐竜のイラスト入った「じゆうちょう」をいただいた。

帰りのバスまで3時間以上あったので、近くの旅館のお風呂で汗を流し、畳に寝そべる。

このままだとバスを乗り過ごしそうだったので、旅館を出てビールとラーメンを食べる。

お店の人は「また来年も来てね」というが、参加者はきまって「来年は……当たるかなぁ」と笑う。

コース中のいろいろなところに「大会以外でもまた来て」というメッセージがあった。

ただ車をもたない今の生活だと現実的ではない。

自分にできることといったら、会った人やこうした場で少しでも大会に興味をもってもらうことくらいかもしれない。

あとは「また神流のトレイルを走りたいなぁ」と思って抽選に挑戦するくらい。

それでもいいじゃないか。よし!来年もエントリーするぞ!

 

2日間、セットで素晴らしい大会でした。関係者やボランティア、私設エイドの皆様には感謝の気持ちばかりです。

ありがとうございました。

第6回 神流マウンテンラン&ウォーク (前日編)

今年最後のトレイルランニングの大会となる「神流マウンテンラン&ウォーク」に参加した。

ネットではこの大会の評判は非常に高く、抽選で当選したときからずっと楽しみにしていた。

東京駅からシャトルバスにのり、群馬県の神流(かんな)町へ向かう。
バスが高速に入り、浅い眠りにつく。

目をさますと、山々と眼下には湖(ダム?)が広がっている。

電車でここへ向かうことはできなそうだな。かなり山間のエリアなのだろう、そんなことをボーっとした頭で考えているうちに到着。

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ハセツネのときと打って変わって、山は紅葉シーズン。

日本の豊かな四季の移り変わりをダイナミックに感じられるときだ。

先週の今頃はまだイタリアにいたが、見ている景色は随分異なる。どちらも美しいことに変わりはないのだけど。

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時間があったので受付のあとブースの出展を見て回る。

見所はThe North Faceのブース、ほとんどの商品が50%オフ。ビーニーとウェストバッグを半額で手に入れることができた。

受付会場そばの施設では、大会のプロデューサーである鏑木毅さんのトレラン講座が開催された。

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写真右にある「基礎講座」っぽい写真を選んでみた

鏑木さんの手がける大会は6月のスパトレイル以来だ。

「トレイルランニング基礎講座」とうたっているが、トレイルランニングにおけるテクニカルな話はほとんどなし。

鏑木さんがどういう思いでこの大会を手がけているのか、神流の森の魅力、そしてコース説明が主な話。

会場は立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。

ここの自然との出会いは鏑木さんが群馬で役人をしていた頃。

仕事に行きたくなくて落ち込んでいた、うつっぽい時期に窓から見えた神流方面の自然に魅かれて足を運んだのがはじまりなんだとか。

手がけている大会にはそれぞれ魅力があるけど、神流のトレイルの魅力は「物哀しさ」(会場爆笑)だという。

自分が迷ったり、落ち込んでいるとき、ここのトレイルを走ると自分と向き合って前へ進むための答えが見つかるトレイルだという。

そういう向き合うために適した「物哀しさ」があるのだという(大会だとあまり感じられないかもしれないが)

神流町は戦後には人口が1万人以上いた町だったが、今は2100人程度。しかも毎年100人近く減っている。

過疎という大きな問題を抱えている地域。温泉などの観光資源もない。

ただ、豊かな自然という財産がある。

それを過疎の解消にはつながらないかもしれないが、町を盛り上げるきっかけにしたいという想いではじまったのがこの大会だという。

大会名に「トレイルランニング」という言葉を使っていないのがこだわりで「ウォーク」という言葉にこだわっている。

この大会は成績やタイムというよりも、神流の町、自然を楽しんでほしいとのことだった。

今年から抽選となった影響か、自分も含めて初神流がとてもおおいようだ。

鏑木さんの話は笑いの連続でとても盛り上がった。

 

そしてこのあと、学校の体育館で開催されたのがウェルカムパーティー。前日のメインイベントといってもいいだろう。

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座るテーブルはあらかじめ指定されている

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手作りの料理、そしてビールやワインなどのお酒が並ぶ

食べ放題、そして飲み放題。大会前日のカーボローディングにうってつけのイベントだ。

出てくる料理はどれも地元の方々が作ってくれたもので、鮮度も高くとても美味しい。

ものすごいおもてなしなのだ、これに出ると神流の大会の素晴らしさを実感する。

この大会の本気を早くも前日からみた。

写真は最初テーブルに載っていたもので、このあと鮎の塩焼きなども出てきた。

またうどんや煮物は取りに行かなくても、次々と運ばれてくる。

断りきれずあれこれ食べてしまうのだ。

お口がまったく暇にならないシステム。

そして「岩魚の骨酒」という日本酒が苦手な私が飲んだら絶対に危険そうなお酒なのだが……これがうまい。

「飲んだらまずいよなぁ」と思いながらも、止まらんのだ。

ビールとのちゃんぽんもあってあっという間に酔っ払ってしまった。

ただ他のテーブルでは激しく出来上がっている人たちもたくさんいたので、静かに酔った自分はかすり傷程度。

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最後に歌う大会応援歌「トレイル⭐︎ランナー」

イベントの最後に披露された、大会の応援歌「トレイル⭐︎ランナー」は急遽アンコールがかかるほどの盛り上がり。
(この歌、恐ろしいことに走っている時ず〜っと頭から離れなかった。名曲)

こうして神流のおもてなしにどっぷり浸かり、初日が終わった。

旅館へ向かうバスの途中「もう明日は走らなくてこれだけでいいんじゃないか、もう神流を満喫しすぎたよ」なんてことを考えたり。

でも、明日は早朝から走らなくてはならない。

風呂からあがって21時過ぎ、部屋に戻ると相部屋の方々はすでに眠りについていた。

イタリアへ

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久しぶりの更新となりました。

この間色々と更新する内容はあったはず。

しかしブログを書いていないうちにあれよあれよとイタリア旅行へ。

 

イタリアのことはこれからゆっくり更新できたら……と思っているところ。

というのも、写真がMacのストレージに収まらないみたいで。

さてどうするかなと、今は悩んでいるところです。