月別アーカイブ: 2015年3月

中目黒、お花見

150329-01-6週末、中目黒へお花見に行ってきた。

6、7分咲きかなと思っていたが、ほぼ満開といってもいいほど咲き誇っていた。

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桜が目当てだというのに、真っ先に向かったのは「イルルポーネ」のピザ販売。ここでピザとイタリアのビールを買って近くのベンチに座って食事。

まずは食事なのだ。

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目黒川のお花見は、歩きながら楽しむのが基本。

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それではお腹が空くというので、軒先に出ている露店でビールやカクテル、料理を買って食べながら進む。

150329-01-3川をまたぐ橋の上から眺めると、桜のアーチができている。
この花が散るときはきっと幻想的な水面になるのだろう。

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午後には雨が降るという予報だったので、サッと退散。
東横線に乗ってしばらくすると雨が降り始めた。

また来年もブラブラしながら花見を楽しみたい。

セリアA インテル 対 サンプドリアを観戦 ②

前回のつづき)

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空席は目立つし、ボロいが、いいスタジアムだ。

さぁ、いよいよ試合がはじまる。観戦はもっぱらJリーグで海外サッカーに関する知識はほとんどない。インテルとサンプドリア、知名度でいえばインテルに分があるが順位はサンプドリアのほうが上だと知って驚いた。インテルも今ではすっかりタイトルから離れたクラブになってしまっているようだ。

長友選手が欠場しているため、知っている選手は両チームともにゼロ。完全にフラットな立場で試合観戦を楽しめる。だがそれではおもしろくない。私は全力でインテルを応援する側に立った。頑張れインテル!である。

キックオフへの演出がうまい

随所随所でスタジアムのビジョンでキックオフへのカウントダウンが告知される。等々力のフロンターレの試合でみたことのあるアレだ。海外で試合を見ると、これは徐々に試合への気持ちが高ぶってきていいものだなと思った。

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選手ごとのビックフラッグがピッチにならぶ。

スターティングメンバーが紹介されると、その選手の写真が大きくプリントされた大きなフラッグがピッチに並ぶ。アナログな手法だが、スタメンの顔が一覧できてこれも便利だ。

どれも決して華やかとは言い難いが、キックオフへの演出が上手だ。Jクラブの場合はビジョンに映像を流してキックオフになるが、それ以外でも効果的な方法はあるのだなと感心する。

熱い両サポーター
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試合前から煙たいゴール裏

両サポーターの応援も熱い。Jリーグでは発煙筒が禁止されているので、原則見ることはないのだが、こちらでは発煙筒が焚かれまくる。平日の21時キックオフという条件でサポーターの数はまばらだが「すぐりし精鋭」な感じは伝わって来る。

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サンプドリアの熱心なサポーターも多かった。

発煙筒もJリーグで見られないが、それにくわえて気になったのはインテルのゴール裏が試合中ピカピカと数カ所で点滅していたこと。遠かったので何が光っていたのかわからなかったが、ライトのような白い光がランダムに数カ所点滅していた。これもJリーグでは見られないサポーターの演出だった。

指定席のサポーターも全力でブーイング
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試合はホーム、インテルが主導権を握る

最近Jリーグではスタジアム観戦のルールやマナーについて様々な指導や処罰が下されていて、マリノスも他人事ではないのだが、セリエAはちょっと違う。これが海外サッカーの観戦なのか!と実感したのがこれだった。

メインスタンドの指定席なので穏やかな観戦で、観光客向けだろうと思っていた。確かに試合中は座って穏やかに試合を観戦している。だが、ここに座っている穏やかな観戦者たちは相手チームのサポーターのチャントやブーイングには黙っていない。イタリア語がわからないのでサンプドリアのサポーターが何を言っているのかわからないが、相手サポーターが騒ぐと、立ち上がって彼らの方を向いて腕を上下してリアクションをとったり、中指を立てたりする。
「ちょっとそれにはだまっていられねぇな」というリアクションを穏やかな観戦者たちはとり続けるのだ。安心してみることのできる席だが、Jリーグのような穏やかさはない。メインスタンドも戦っているのだ。そのピリっとした空気が試合中も漂い続ける。

試合はというと、主導権を握ったインテルに何度となく決定機が訪れるが、ことごとくチャンスをものにできない。まるで日本のサッカーを見ているような気分に。
「このままだとインテルが攻めまくってもスコアレスドローかもな」と思った後半、ようやくインテルが「PK」というチャンスをものにし、先制点を得る。

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イカルディという選手がPKを決める

待望のゴール!
戦う指定席もこのときは立ち上がって喜ぶ。スタジアムDJがファーストネームを言ったあとに、スタジアム中がセカンドネームを合唱するのが気持ち良い。すごくシンプルな応援だけど、こういうのって一体感をつくるうえで大事な応援だと思う。指定席にいる、私のような選手を知らない身でも簡単に応援できるのだから。

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ゴールでこの日一番の盛り上がりを見せるメインスタンド

上の写真、インテル側のゴール裏の様子をよーく見てみると……

141030-01-18なんかめっちゃ燃えてる……熱いな

結局試合はこの1得点をインテルが危なげなく守りきり、1-0でインテルの勝利となった。しっかりとホームの自分が応援したチームが勝って、ここちよくて熱い時間を過ごすことができた。はじめてのサッカー観戦は発見の多い90分だった。インテルでは長友選手がプレーしているが、この試合を見て日本人がプレーしている姿が想像できなかった。あまりにJリーグと違うから。でも、プレーしているんだよな。海外組は試合に出られなかったりするけど、主力として活躍している選手って本当にすごいことなんだなと思った。

サッカー観戦の好きなドイツ人親子

実は試合の前に、隣にいた白人の大柄な女性に話しかけられた、日本語で。
「え?ここで日本語???」で大変驚いた。なんでもその女性は息子さんとサッカーの試合を見るのが好きで色々なクラブの試合を見て回っているのだという。さすが欧州連合。ヒトの動きが活発だ。この間はミランの試合をここで見たという。大学時代に日本の大学に留学したことがあり、今もドイツで日本の放送局のコーディネートなどをしているんだとか。この日は平日ということもあり、旦那さんは仕事でドイツに残してきたというが、こうしてサッカーを通じて各国を旅するのが好きなんだとか。我々がアウェー遠征兼国内旅行をするのと同じ感覚なのだろうか。
「イタリア人はおしゃべりでうるさくて……」とドイツ人のおばさんは話していたけど、おばさんもなかなかの喋りだった。ただ、こうして異国の地でサッカーを見てまさか母国語を話すことが来るとは思わなかった。ドイツの方だったので、ブンデスリーガでプレーする日本のサッカー選手のことなどを話した。ああサッカーは素晴らしいなぁ。

インテルサポーターのタクシードライバー

試合が終わってスタジアムに出る。もう23時過ぎ、夜も遅くなっている。スタジアム周辺に人はたくさんいるけどタクシーがない。スタッフの人にタクシー乗り場について尋ねるがさえない反応だ。

実はホテルが市街地ではなく、郊外だったので地下鉄でミラノの市街地に戻って再び電車で郊外に出るのはあまりに時間がかかる。それならいっそのこと歩いてサンシーロからホテルまで歩いた方が早そうな気がしていたのだ。

ただ、できるだけタクシーに乗りたい。でもタクシーはいつまでたっても見つからない。仕方ない、ホテルまで歩くしかないか……1時間くらいだろうか。などと思っていたところで、1台のタクシーを見つけ乗り込むことができた。私は運がいい。

ドライバーの若いにいちゃんと話しをする。早速今日の試合が話題になる。しかし、何か話しをしていて噛み合わない。彼はまるで試合を見てきたかのような話しぶりなのだ。よく聞いてみると、このドライバーはタクシーをスタジアムの駐車場に止めて、現地観戦していたインテルサポーターだったのだ。そう話すと、腕に掘られたインテルのタトゥーを見せてくれた。ガチじゃないですか。そのあともサッカーの話しを聞いたり、「ここはミランのオフィスだ」みたいなことを教えてくれた。長友選手について尋ねると「スピードがいいな」といった。クロスの精度は評価されないか、やはり。

試合後は道路の規制もあってホテルへの到着まで時間がかかってしまった。ドライバーは、値段がかかったことを気にしてくれたのかレシートを受け取らないかわりにおまけしてくれた。インテルサポーター、いいひとじゃないか。
このタクシードライバーの件で、俄然インテルへの好感度はアップした。寒いなかホテルまで1時間行くことを覚悟していたので、このドライバーには本当に感謝している。このにいちゃんに助けられた分、インテルの動向くらいはこまめにチェックしようと誓った。

ホテルに帰ってテレビをつけると、サッカーの番組がたくさんやっている。それらをあれこれザッピングしているうちに眠くなってベッドに倒れた。

はじめての海外サッカー観戦は想像をはるかに上回る濃い時間となった。

セリアA インテル 対 サンプドリアを観戦 ①

前回のつづき

メトロに乗ってミラノ市街地から無事ジュゼッペ・メアッツァ(以降サンシーロと呼ぶ)に到着した私。初めての海外サッカー観戦には、実に多くの発見があった。これは他の国やスタジアムでは違うのかもしれないが、ミラノでセリアAを見る場合はいくつか参考になるようなことも感想として書いておきたい。

食事は入場の前に買っておくこと

一番失敗したのは「スタグル」(スタジアムグルメ)だ。Jリーグのスタジアムでは、スタジアム内の売店で食べ物やビールを調達できる。ところがサンシーロはスタジアム内の食事が絶望的に少ない。そのかわり、駅からスタジアムへ行く途中には、下の写真のようなパニーニ屋さんのワゴンがたくさん並んでいる。日本では考えられない具材も豊富で華やかなワゴンだ。たくさんあるので「これは!」というものを絶対に買ってから入るべきだ。

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見てるだけで楽しい、ここで買うべきだった。

 

ちなみにサンシーロに入場すると、ゲートからスタジアムまでに広大なスペースが広がっているが、飲食物を扱っているのは下の小さなテントのような売店だけだ。扱っているのは飲み物がメイン。あとはしけたホットドッグくらいしかないぞ。

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敷地は広い、広いのだが……

ちなみにスタジアム内コンコースにも売店はある。1階に食べ物を扱っている店があったので聞いてみたら2階の客にピザは売れないという衝撃的な答えがかえってきた。2階のメインスタンドもけっこう高かったのだが……。とにかく食べ物はスタジアム外で調達するべきだ。

チケットは不要、パスポートを忘れずに

試合のチケットは、日本の旅行代理店などでも購入できるがセリエAの人気を考えれば平日開催のこうした試合が売り切れる心配はない。インテルは日本語の公式サイトがあり、ウェブでチケットを購入することができる。

チケットを購入すると、メールにPDFで購入証明書のようなものが届く。それには座席が書いてあって、チケット的な役割を果たす。これをプリントアウトして持参してもいいし、スマホで画面を見せるだけでもいいらしい。その際にはパスポートが必要なので、忘れずに。日本のように、チケットぴあ等のプレイガイドで発券する手間や発券手数料もなく、外国人観光客にはとても便利だ。

ボロいサンシーロ、女性はトイレに要注意

日本のスタジアムでは、Jリーグを開催するスタジアムには厳しい基準がある。キャパシティなどのくわえてトイレの数などまで細かく基準があるという。日本のスタジアムは総じてあたらしく清潔に保たれているが、サンシーロは古い。1925年に建造され改装を重ねてきたという。最後の大きな工事でも1990年。スタジアムに入って、自分の座席を探すとき、自分の席の汚れを見て「これはボロいな」というのに気づく。めちゃくちゃ汚いのだ。普段のJリーグの自由席の倍以上のお金を払って、黒ずんだボロボロのシートに座らなくてはならないのだ。よく見ると熱心なファンっぽい人たちは、シートの上に乗せるチームのロゴマークの入った折りたたみクッションを持参している。汚いと感じるのは日本人だけではないらしい。

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遠くから見ると汚れなど気にならないのだが……。

トイレは過酷だ。清潔に保たれているとはお世辞にもいえない。私は男性なのでわからないが、男性トイレのコンディションを考えると女性トイレもそれなりに過酷であることは必至だ。

やはりサッカー専用のスタジアムはいいな

普段日産スタジアムという日本一見づらいと言われている場所で試合を見ているからだろうか、サッカー専用スタジアムというのは素晴らしいものだ。海外でもそれは変わらない。上ではあれこれと苦情を述べたが、ボロくてもいいじゃないか、見やすいんだもの。8万人収容のスタジアムだと思えない。

何をしにここに来たのか、サッカーを観るためだ。それを楽しむためのもっとも大切なインフラは整っている、それでいいじゃないか。もちろん、綺麗に越したことはないのだけれど。

開場間もなく入場したので、試合までスタジアムをあれこれ散策した。早い段階から長友選手が怪我で欠場することが報じられていたが、日本人はけっこういた。スタジアムに空席が目立ったからかもしれない。

長くなってしまったので、試合が始まってからの感想は次のエントリーでまとめることにする。

サッカーの街、ミラノへ。

フィレンツェ編からのつづきです

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ミラノの駅、日本にない感じ。かっこいい。だが、治安はかなり悪そうな雰囲気。

欧州のサッカー観戦が主な目的

フィレンツェから電車に揺られてやってきたのは、ミラノ。国内有数の都市だ。この街での目的は主に2つだったが、とても楽しみにしていたのは欧州サッカーをはじめて観戦することだった。ミラノには本田選手が在籍するACミランと、長友選手の在籍するインテル、2つの有名なクラブがある。この日は平日だったが、ちょうどセリエAの開催日でインテルのホームゲームが開催された。ちなみに日本人選手のクラブを狙っていたわけではなく、イタリア滞在中に「どこかで観たい」と思っていたが、旅の日程を組む中でたまたま合致したのがミラノだった(宿泊先のホテルなどはセリアAの試合日程が出る前に抑えていたため)。ちなみに私が見たインテルの試合は長友選手は怪我で欠場だった。

ACミランとインテル,2つのクラブのショップをめぐる

試合はナイトゲームだったので、市内観光をしつつ両クラブのグッズを扱っているストアーを回ってみた。まずはインテル

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たまたま店の前が道路工事中(笑)

インテルのショップは店員さんに日本語の上手な店員さんがいる。長友選手が長く在籍していることによる日本人観光客(自分のような)の売り上げ効果があるのだろう。昔シアトルにイチロー選手がいた頃に行ったマリナーズのショップを思い出した。私が見る試合はインテルのhome gameだったので、店員さんにスタジアムの行き方などをいろいろ確認させてもらった。日本人に優しい、親切なショップという印象だ。インテルのグッズの種類はミランほど豊富ではなく、ナイキがサプライヤーであることもあってか、シンプルでクールな印象をもった。Tシャツなどにイニシャルや数字のマーキングを自由にできるサービスがあったので、お土産にマーキングをしてもらった。文字のカラーも選べるので楽しい。時間もそんなにかからない。
インテルのストアーの傍にもACミランのショップがあるが、ACミランについては追って紹介するメガストアーのほうが広く、グッズも充実している。

インテルのグッズを買うついでにピザも

インテルのストアーの隣には「スポンティーニ(SPONTINI)」というピザ屋さんがある。元は別の場所にあるお店でそっちに行く予定だったのだが、今はインテルの隣にできているので、移動の手間が省けとても助かった。店内にはインテルのグッズを買い込んだ日本人の方が食事をしていた。

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スポンティーニの店内。どことなくフットボールな雰囲気が感じられる。

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ピザの生地は肉厚。立ち食いスタイルだ。

店内に椅子はなく、立ち食い。日本人が立ち食いそばを食べるのと似た様な感覚なのだろうか。これがミラノっ子のスタイルなのだと勝手に妄想しながらちゃちゃっとお腹を見たして、ACミランのメガストアに向かおう。

グッズの豊富なミランのメガストア

インテルのストアから歩いて10分ほどだろうか。ミラノのドゥオモを挟んで反対側にある華やかな通りを歩くとACミランのメガストアがある。

141030-01-3ミランのお店には、日本語のスタッフはいなかった(当たり前か)。当時はセリエAが開幕したばかりで本田選手がゴールを量産していた頃だったが、グッズ売り場では本田さんの存在感はなし。それどころか今期のユニフォームが早くも割引で販売されていたので、記念に本田さんのユニフォームを買ってしまった(早すぎでしょ)2階には細かいグッズがたくさんあるのでお土産を探している人にはおすすめ。

インテル・ミランに共通するのが、スマートフォンカバーのクイックサービス。ユニフォーム風のカバーに好きな数字と名前をプリントしてすぐに作成してくれるサービス。上のミランのストアのドアに「9番」のサンプルが貼ってあるのだがわかるだろうか。両チームとも発売間もなかったiPhone 6 plusに対応していなかったのでできなかったが、これも手軽なお土産としていいかもしれない。こういうのはJクラブもグッズ屋さんでサッとやってくれるサービスをやってもいいと思うのだが、どうだろう。

平日だったからか、キックオフが21時とサラリーマンに優しすぎる時間だったので試合までいろいろとミラノの中心街を見て回った。

141030-01-5ここはマロングラッセ発祥のお店といわれてるジョバンニ・ガッリ。マロングラッセのほかにもお菓子が豊富。マロングラッセはお土産分とその場で食べる分も買ってしまった。一粒一粒がでかい。

地下鉄でサンシーロへ
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ミラノのドゥオモ。ミサンガ売りが多いぞ。

スタジアムまではドゥオモから地下鉄で向かう。インテル側はスタジアムの事を「ジュゼッペ・メアッツァ」と呼ぶみたいだが、言いづらいので「サンシーロ」と呼ぶことにする。ドゥオモからスタジアムに向かう場合、赤い地下鉄に乗ってLotto駅で下車する。ただ、赤い地下鉄でもLotto駅に行かない電車もあるので要注意。「Molino Dorino行き」がやってくるまでホームでじっと待とう。

Lotto駅からは15分くらい歩く。私の場合、若干心細かったが人の流れに従ってあるいたら到着した。よるも遅く、暗かったので何か目印といったものも見つからなかった。途中にサンドウィッチやパニーニを販売しているおいしそうなワゴンがあるので、間違っていないだろうなとは思っていたが。

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スタジアムに到着

これまでJリーグなど日本国内でしかサッカーを見たことのない私にとっては、初の欧州サッカーを観戦となった。次のエントリーではその感想などをまとめようと思う。驚きや発見がたくさんあった。

スタジアムに入る前にあのパニーニ屋さんのワゴンで買っておくべきだったのだ……。

つづきはこちら

2015 明治安田生命Jリーグ 1st 第1節 川崎フロンターレ戦

F・マリノス 1 – 3 川崎

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川崎相手に大敗した開幕戦

今シーズンから2ステージ制が復活したJリーグ。「スタートダッシュが大切」といわれているなか、エリク・モンバエルツ監督による新体制でスタートしたF・マリノスは川崎フロンターレ相手に1−3で破れた。

失点は3失点だったが、川崎の前線の3人が放つシュートは1発1発が決定的なシュートばかりで、正直よく3失点で済んだなというのが偽らざる感想。既報では守備の構築から取り組んだといわれているマリノスだが、これまでの良さであった堅守が試合開始間もなくから崩壊。

一度は小林選手のゴールで同点に追いつくものの、川崎の猛攻に終盤は手も足も出ないまま試合終了。

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試合後にはブーイングも飛ぶ重たい雰囲気に

まずは主力選手の復帰・新加入選手の出場まで我慢か

キャンプ中からけが人が続出したF・マリノスは、主力の中村選手、ラフィーニャ選手が不在。彼らがどの時期から復帰できるのかわからないが、主力が抜けている間は試行錯誤を繰り返しながら我慢しつづけるしかないのだろうか。もしくはモンバエルツ監督が現有戦力で勝てるサッカーを見出せるかどうか。
もうひとつ希望を挙げるとすれば、ブラジル人のアデミウソン選手の加入だ。彼が次節以降試合出場できるのかはっきりしないが、できれば早い段階から出場し、チームとJリーグに一早くフィットしてもらうことも急務ではないだろうか。

「まだまだ開幕したばかり!」「相手が悪かった!」「主力さえ戻って来れば!」とこの試合から意識を切り替えて前向きになりたいところだが、フロンターレとのあまりの力の差に、ひとつ勝ち試合をあげるまではこの重たい気持ちを拭いさることはできないだろう。

上であげた前向きな材料とは別に、現有戦力で頑張ってくれれば一番いいのだけれど、なかなか難しいものです。

小江戸大江戸の大江戸ナイトランへ(激走編)

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準備編はこちら

①スタート〜成願寺エイド(36.6km)

午後10時、小江戸大江戸のランナーたちの大勢が大江戸パートへ入ってどのくらい経つのだろうか。川越の街が静かになりつつあるこの時間から大江戸ナイトランはひっそりとはじまる。私はスタート前に風邪薬を飲んだ。

この36kmは大江戸ナイトラン序盤の難所だ。これをクリアできれば、90kmの河川敷までスーッと流れでいけるとおもっていた。逆にここで躓くと去年のような18時間オーバーの苦しい展開になることを覚悟していた。

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まずは30km川越街道(R254)を一直線に走り続ける。去年は徐々に気持ちが乗ってきたのか、ペースが上がっていた。それが後々の失速、体力の底打ちにつながった。今年は風邪をひいていることもあるので淡々と走る。あえてiPhoneで音楽を聴きゆるいペースを意識、のど飴が溶け切ったら次の飴を間髪なく入れていく。飴をなめて走れるくらいのペースを意識する。

川越街道は一直線に進むだけだが、コースはどちらかというと上りが多い印象。そして30kmで山手通りに入る。山手通りを新宿方面にひたすら進めばエイドなのだが、この区間は起伏が激しい。小江戸大江戸の参加者は120km走ってこのアップダウンを走っていくとか考えられない。去年はこのアップダウンで歩いてしまったが、ペースダウンが効いているのか走り続けることができた、遅いけど。エイドなしの37km、長かった。

ちなみに22km成増の「なか卯」で無料で食事ができたが、特にお腹が空いていなかったのでスルーした。ただ体力が落ちてきたので、なか卯スルー直後にジェルをとった。すると5分後には体の力がみなぎっているのが実感できた。
「これはジェルを定期的にとればいけるかもしれないぞ」
走りながら補給の方針がかたまった瞬間だった。

エイドでは固形物はフルーツを摂るだけで、あとは水分補給がメイン。おいしそうな麺物もあったけど、ジェルで手応えがあったのでグッとこらえて今回は暖かい汁だけをもらうことに。

②成願寺エイド〜浅草寺(66.8km)

大江戸コースで一番楽しいのがこの区間だ。ある意味東京マラソンよりも東京の名所を網羅している。またこの区間には、指定された名所を写真で撮る必要がある。

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撮影ポイントの一つ、東京都庁。

この区間から、ソロのランから所々でペアやグループを編成しながら走ることに。これはたまたま走っているうちに声をかけて自然発生的に誕生するパーティーなので、どうしてそうなるのかは謎。これまで3回参加してるけど、途中から必ずこうなる。一緒に走っていくというのも、小江戸大江戸の醍醐味だと思う。ひとりきりでタイムに挑みたいという人以外であれば、ぜひ味わってもらいたい。

都庁から富ヶ谷、代々木公園の脇を抜けて表参道、青山から六本木のグランドハイアット。水が切れたのでホテルの前にあったローソンでペットボトルを買って、今度は東京タワーへ。土地勘のある街、少し進むだけで景色がダイナミックに変わっていく都心は真夜中に走っていても飽きがこない。

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48km地点東京タワー。真下にある「ノッポン」の写真を撮る。

真っ赤に焼けた東京タワーは冬でも暖かく見えて、とてもホッとする。スカイツリーができたけど、やっぱり東京タワーがいい。

東京タワーを過ぎると、今度は日比谷公園、皇居。そして竹橋にある「こあしすエイド」(52km)だ。ここまでも走り続けることができた。疲労は溜まっている、絶対に先週の東京マラソンの疲れが出ている。だけど気力、そして体力はまだ落ちていない。ここでも汁物をいただいて、ペットボトルに水を入れてもらう。霧雨が降り始めてきた。ただ、この雨は日が昇る頃には止んでくれて本当に助かった。

こしあすエイドを抜けると皇居ランに入る。ここで去年は寒さで身体が震えてしまったのだ。今年もエイドを出ると外との気温差にブルブルっときてしまった。「やはり着替えしたほうがいいかな」と悩んだが、腕を素早く振って、遅くてもいいからすぐに走り出すことにした。そうすることで身体をいち早く温めることができた。

皇居を回って日比谷に到着するとちょうど大江戸コースも中間に。東京駅丸の内側から日本橋に抜けて、橋を渡って三越へ。三越から新日本橋駅前で右折して浅草橋方面へ。つづいて両国橋を渡って両国駅、国技館方面へ。このあたりはルートが複雑だったので、道をわかっている方にリードしてもらいながら進んだ。国技館を抜けて、今度はスカイツリーを目指す。両国から錦糸町まで一駅の区間が遠く感じられる。目の前にスカイツリーが見えたところで、スカイツリーに向かって直進。「おしなりエイド」(64.8km)だ。

新宿からここまでエイドが頻繁に用意されたが、ここから次のエイドまでは33kmある。楽しい区間も終わりが近づいてくる。

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最後の写真を撮るポイント、浅草寺。朝だから人は少なめ。

 

③浅草寺〜川越(ゴール、112.1km)

スカイツリーから浅草寺。浅草から御徒町駅で山手線をくぐって本郷三丁目へ。皇居のあとはフラットな区間がつづいていたので、久しぶりの上り坂だ。東京大学を抜けると、いよいよ単調な区間に入っていく。道を知ってる人は本合三丁目のマクドナルドで補給するようで、ここで別れた。ここからが長い長い正念場となる。フルマラソンでいえば30km過ぎ、といえばわかりやすいだろうか。

駒込駅で再び山手線の外に出る。その次は王子駅。王子駅で線路をくぐったあとに、左折して赤羽駅へ向かう。赤羽駅の前後は起伏が多い。かなり足にきているはずだが、なんとかグループに食らいついて走り続ける。

赤羽をすぐるといよいよ景色は単調なものに。東京なのか埼玉なのかわからない。走りながら「高島平の『なか卯』で食事を食べよう、そこまで頑張ろう」と話しながら進んでいた。だが、その高島平のなか卯に到着してみると、相変わらずジェルのみの補給で調子が悪くなかった私は、固形物を取るのが怖くなってしまった。これから一番苦しい単調な河川敷を走るのに、何かトラブルがあったら大変だ。なか卯をタダで食べる権利を放棄するのはもったいないが、ここは体調優先でそのまま進むことに。グループの他のメンバーも調子がいいみたいで、いち早くゴールを目指すという。

驚くことに、風邪の心配はまったくなくなっていた。走り始めた直後から頻発していた咳も鼻水もなぜか止まってしまった。だからのど飴も40kmくらいで摂るのをやめていた。

なか卯の代わりに高島平の最後のローソンで水分の補給。他の人はパンなどを食べていたが、私は相変わらずジェルばかり食べていた。

90kmからゴールの112kmまでが一番きつい区間だ。大江戸の人は90km、そして小江戸大江戸の人は180km(!!!!)走ったところで「河川敷」を走らされるのだ。8kmも。遥か彼方に見える橋がだんだんおおきくなって、それをくぐるとまた遠くに橋が見える……同じところをループしているんじゃないかという錯覚に陥るのが河川敷のきついところ。コースは去年もよくわかっていたが、ここで打ちのめされた。今年はこの区間からいよいよ雨が本降りになってメンタルはかなり落ち込んだが、グループ走のおかげでかなり引っ張ってもらった。ひとりだったら確実に歩いていた。

大宮アルディージャの練習場(河川敷なんだぜ)のそばに最後のエイド、「秋ヶ瀬エイド 」(97.9km)がある。ゴールまであと14km。これまで走った距離を考えればなんてことはないのかもしれないが、河川敷同様に精神的に追い詰めていくのが、このエイドから川越までに走る「川越バイパス」だ。高低差はなくフラット。信号も多くなく走りやすい。だが、あまりに単調だ。ずっと田んぼのなかを進んでいるような感じ。おまけに川越までの距離を告げる看板が1kmごとに設置されていて厄介だ。これが「まだ1kmしか進んでいないのか」と精神的な攻撃を仕掛けてくる。

「あと12km」「あと10km」「あと9km」「あと5km」「あと4km」……なんてことを呟きながら進まなくてはならない。100kmまでは遅くても走っているという手応えはあったが、そこから先は完全に足がダウン。3人で走っていたが、最後尾でかろうじてくっついていくのが精一杯。赤信号になると、前かがみになって荒い呼吸を繰り返す。終わりがやってこないような絶望的な気持ちのなかでも、グループの2人が進むからついていくしかない。残っていたジェルをこまめに飲んで、気力だけでなく体力まで落ち込まないよう補給する。

バイパスがおわるとゴールまでは2kmもないはずだ。雨脚が強くなるなか、自分の足も最後の力を振り絞る。前の2人に必死に食らいついてゴールした。タイムは15時間半ば。去年よりもハイペースだとはわかっていたが、まさか3時間も早くゴールするとは思ってもいなかった。これはひとりでは絶対にできなかった。周りのランナーの方々に必死にくらいついたからこそ達成できたのだ。共に走る喜びや強さといったものが凝縮された112kmだったと思う。その場かぎりのグループだけど、様々な区間で共に走ったみなさまには本当に感謝しています。

去年はどうやって帰ったかも覚えていなくて、翌朝大寝坊で会社を遅刻するという社会人として大失格な有様だったが、今年はゴール後足全体がミシミシと軋むような痛みが続いて、電車で眠るような余裕がまったくなかった。

自分らしい、手応えのある112kmにしたいという目標は予想以上の結果で達成できたと思う。まさかここまで長い距離をほぼ歩くことなく走り続けることができるとは思ってもいなかった。これがいい自信につながることを願っている。

東京マラソン、大江戸ナイトランと私にとっては長い2週間がようやく終わった。

次は4月下旬の「チャレンジ富士五湖」の100kmの部。
しばらく空くからゆっくり休もう。

小江戸大江戸の大江戸ナイトランへ(準備編)

リベンジの大江戸ナイトラン

東京が一つになった、感動的な東京マラソンが終わると、小江戸川越と大江戸東京を一つにしてしまう狂気に満ちたイベント「小江戸大江戸200K」がやってくる。

私は3年連続の参加。2013年小江戸完走、2014年大江戸完走と続いたので今年はいよいよ小江戸大江戸コース!と張り切っていたのだが、200Kのエントリーはあっという間に終了してしまい、今年も川越から都心を1周して川越に戻る大江戸ナイトランに参加する運びとなった。

昨年の大江戸ナイトランでは地獄のような経験をした。雨の降る明け方、突然竹橋(毎日新聞社前)で全身の震えが止まらなくなり、慌てて地下鉄の通路に流れ込み上着を総着替えして寒さから脱した経験がある。大都会東京のド真ん中で低体温症で倒れるとか洒落にならない事態になりかけたのだ。そんなものだからタイムも散々で制限時間の18時間ギリギリにかろうじてゴール。達成感もあったが、悔いも大きい大江戸コースとなった。

だから今年こそ手応えのある112kmにしたい!という想いがあった。確かに200kに挑めなかったのは残念だったが、まだやり残したことが大江戸にはあるのだとモチベーションを高めた。

防寒第一の装備

昨年の経験や反省を踏まえて今回は下のようなウェアや小物を用意した。

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去年は店で一番安い値段のヘッドライトを買ったら、iPhoneのフラッシュ以下の暗さで大失敗したので、今年はハンドライトにした。また気温の低下による震えに備えて上半身のウェアは昨年に続き一式用意した。以下詳細。

スタート時身につけていたもの
  1. ファイントラック : フラッドラッシュスキンメッシュ
  2. Patagonia : Capline 4
  3. OMM : Aether jacket
  4. The North Face : Flyweight Racing Short
  5. NIKEのタイツ(使いすぎてお尻に穴が……)
  6. Buff
  7. TNFの手袋
  8. DRYMAXの靴下
  9. ALTRA : Paradigm
ザックに入れて持ち運んだもの
  1. ファイントラック : フラッドラッシュスキンメッシュ ※下線は防寒用
  2. Patagonia : Capline 4
  3. The North Face : Hybrid Zepher Jacket
  4. The North Face : ウィンドシェル
  5. Buff 2つ
  6. montbell : 腹巻き
  7. ハンドライト : ジェントス閃
  8. OMM : キャップ(雨用)
  9. 防水手袋(雨用)
  10. エマージェンシーシート
  11. 背面用ライト
  12. リフレクター
  13. 地図
  14. 携帯電話(iPhone、Xperia)
  15. 携帯バッテリー・ケーブル
  16. 携帯カップ(エイドで利用)
  17. ジェル類
  18. 財布(現金や保険証など)
  19. 風邪薬(3回分)
  20. のど飴(スティック状のを3本)
  21. ポケットティッシュ3袋
心配なのは、雨と風邪

あれも必要だ、これも必要だ……と思えば思うほど道具が増えていってしまう。今年も昨年同様日曜日の予報は雨。体が冷えることをとにかく警戒した装備となった。ザックはAnswer4のFOCUS Ultra。全部入るのか心配だったが、のど飴などはパンツのポケットに収納することで意外と全部収まった。地図はストックホルダーに挟み込んだ。

実は東京マラソンを走ってから体調を崩してしまい、咳と鼻水が止まらず苦しい日々が続いていた。身体もボーっとしていて、働いているのもしんどいものだから、今回は走っても途中でリタイヤすることも考えていた。体調が崩れたときのための風邪薬、あとはのどの負担を少しでもやわらげるためにのど飴を多めに持った。

体調のこともあり、大江戸ナイトランの準備は当日の午後お昼ご飯を食べてからはじめた。スタートが夜なのでゆっくりできるのがよかった。家にあるもので持ち物が揃って(ジェルは東京マラソンEXPOでまとめ買いしていた)、荷物をバッグにしまって、日が沈む頃に川越へ向かった。

つづく