日別アーカイブ: 2015年3月11日

セリアA インテル 対 サンプドリアを観戦 ①

前回のつづき

メトロに乗ってミラノ市街地から無事ジュゼッペ・メアッツァ(以降サンシーロと呼ぶ)に到着した私。初めての海外サッカー観戦には、実に多くの発見があった。これは他の国やスタジアムでは違うのかもしれないが、ミラノでセリアAを見る場合はいくつか参考になるようなことも感想として書いておきたい。

食事は入場の前に買っておくこと

一番失敗したのは「スタグル」(スタジアムグルメ)だ。Jリーグのスタジアムでは、スタジアム内の売店で食べ物やビールを調達できる。ところがサンシーロはスタジアム内の食事が絶望的に少ない。そのかわり、駅からスタジアムへ行く途中には、下の写真のようなパニーニ屋さんのワゴンがたくさん並んでいる。日本では考えられない具材も豊富で華やかなワゴンだ。たくさんあるので「これは!」というものを絶対に買ってから入るべきだ。

141030-01-7

見てるだけで楽しい、ここで買うべきだった。

 

ちなみにサンシーロに入場すると、ゲートからスタジアムまでに広大なスペースが広がっているが、飲食物を扱っているのは下の小さなテントのような売店だけだ。扱っているのは飲み物がメイン。あとはしけたホットドッグくらいしかないぞ。

141030-01-8

敷地は広い、広いのだが……

ちなみにスタジアム内コンコースにも売店はある。1階に食べ物を扱っている店があったので聞いてみたら2階の客にピザは売れないという衝撃的な答えがかえってきた。2階のメインスタンドもけっこう高かったのだが……。とにかく食べ物はスタジアム外で調達するべきだ。

チケットは不要、パスポートを忘れずに

試合のチケットは、日本の旅行代理店などでも購入できるがセリエAの人気を考えれば平日開催のこうした試合が売り切れる心配はない。インテルは日本語の公式サイトがあり、ウェブでチケットを購入することができる。

チケットを購入すると、メールにPDFで購入証明書のようなものが届く。それには座席が書いてあって、チケット的な役割を果たす。これをプリントアウトして持参してもいいし、スマホで画面を見せるだけでもいいらしい。その際にはパスポートが必要なので、忘れずに。日本のように、チケットぴあ等のプレイガイドで発券する手間や発券手数料もなく、外国人観光客にはとても便利だ。

ボロいサンシーロ、女性はトイレに要注意

日本のスタジアムでは、Jリーグを開催するスタジアムには厳しい基準がある。キャパシティなどのくわえてトイレの数などまで細かく基準があるという。日本のスタジアムは総じてあたらしく清潔に保たれているが、サンシーロは古い。1925年に建造され改装を重ねてきたという。最後の大きな工事でも1990年。スタジアムに入って、自分の座席を探すとき、自分の席の汚れを見て「これはボロいな」というのに気づく。めちゃくちゃ汚いのだ。普段のJリーグの自由席の倍以上のお金を払って、黒ずんだボロボロのシートに座らなくてはならないのだ。よく見ると熱心なファンっぽい人たちは、シートの上に乗せるチームのロゴマークの入った折りたたみクッションを持参している。汚いと感じるのは日本人だけではないらしい。

141030-01-9

遠くから見ると汚れなど気にならないのだが……。

トイレは過酷だ。清潔に保たれているとはお世辞にもいえない。私は男性なのでわからないが、男性トイレのコンディションを考えると女性トイレもそれなりに過酷であることは必至だ。

やはりサッカー専用のスタジアムはいいな

普段日産スタジアムという日本一見づらいと言われている場所で試合を見ているからだろうか、サッカー専用スタジアムというのは素晴らしいものだ。海外でもそれは変わらない。上ではあれこれと苦情を述べたが、ボロくてもいいじゃないか、見やすいんだもの。8万人収容のスタジアムだと思えない。

何をしにここに来たのか、サッカーを観るためだ。それを楽しむためのもっとも大切なインフラは整っている、それでいいじゃないか。もちろん、綺麗に越したことはないのだけれど。

開場間もなく入場したので、試合までスタジアムをあれこれ散策した。早い段階から長友選手が怪我で欠場することが報じられていたが、日本人はけっこういた。スタジアムに空席が目立ったからかもしれない。

長くなってしまったので、試合が始まってからの感想は次のエントリーでまとめることにする。