日別アーカイブ: 2015年9月4日

CCC / UTMB 2015 その1

ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(Ultra-Trail du Mont-Blanc® / UTMB)の後半101kmを走るCCCというレースに参加してきました。これから数回にわたって、レースのことや現地シャモニーでのことなどを振り返りたいと思う。

ジュネーブ経由でシャモニーへ

レースの主な舞台となるモンブランの麓、フランスのシャモニーへはスイスのジュネーブ国際空港からバスで入るルートが一般的のようだ。フランス、スイス両国ともシェンゲン協定に加わっているので、国境でのパスポート提示は不要。気がつくと国境を横断していて昔のテレビ番組「あいのり」でみた「国境をジャンプ!」する感覚はない。

朝成田発の飛行機に乗り、到着したのは現地の夜。ホテルにチェックインできたのは夜の10時過ぎ。家を出てから20時間が経過していた。さすがぐったりしてしまって、何もする気がおきないが、少々お腹がすいていたので外を散策。

150826-01街の中央にはゲートがあり、ついにこの街に来たんだなという実感がわく。明日の朝にはTDSがスタートする。まだ私のレースまでは余裕がある。飲食店に入るのも気が引けたので、マクドナルドでチーズバーガーを食べる。
ホテルに戻ると携帯に「気温がめっちゃ上がるから水2リットル用意しておけ」といったメールが大会から届く。本気か?
就寝。

シャモニーは連日の好天

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朝は秋から冬にかけての鋭い寒さがあったものの、日が昇れば一気に気温が上昇するシャモニー。雨が降ったり雪が降ったりすると聞いていたので、防寒系の服ばかりもってきて、ショートパンツは1枚しかもってきていない。大失敗だ。

この日はレース2日前。午後には選手受付が始まる。
その前はフリーだったので、朝はエギュイ・デュ・ミディの展望台へ行ってきた。ロープウェイを乗り継いで一気に富士山よりも高い標高3800mへ行く。階段を上ると、さすがにフラフラしてしまった。富士山頂ではなんともなかったのだが。展望台については時間のあるときに後述する予定。

思っていたよりもスムーズでラフな選手受付

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選手受付の場所は街の中心部から少し離れた体育館(?)で行われる。150826-01-4レースごとに受付時間が異なり、UTMBとCCCは午後4時から受付とあった。混雑するのがいやだったので、30分前に到着するとすでに両レースの受付がはじまっていた。

日本の大会だと受付の際に提出する書類などが事前に郵送されてくるが、UTMBに関しては大会ガイドと地図しか送付されてこなかった。ネットでゼッケン番号を確認できるが、念のため貼り出された選手リストに自分の名前があるかチェック。

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受付ではパスポートを提示して本人確認する。パスポートの写真が茶髪の長髪だったので「髪型が全然違うじゃないか」と突っ込まれ苦笑いである。150826-01-7

そしていよいよ「装備品チェック」に取り掛かる。

UTMBに出場する選手には多くの必携品が定められ、レース中はそれを持つことを義務付けられている。チェックポイントでの抜き打ちチェックもあり、不携帯時にはペナルティもある。一応過不足なく揃えたつもりだが、ここで引っかかるのはいやだなぁと思っていた。
一つひとつ調べられることも覚悟していたが、下の写真右手にある必携品リストのなかから矢印のついていある項目をザックから取り出し、トレイに載せるという内容だった。
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私の場合は、雨具(上のみ)、タイツ(足が覆われれば可)、携帯電話、エマージェンシーシート、そして帽子orバンダナだった。

150826-01-9これらを係の人たちがチェック。特に雨具は細かく生地や止水できるかを確認していた。あとで別の人にきいたところ、雨具と携帯だけだったという人が多数だった。最初のほうはそれなりにやって、人が増えたら最低限、といったチェックなのかもしれない。ただ、山では何が起こるかわからない。全て自己責任の世界です。必携品チェックはしっかり行われる前提で、受付に臨むべきだ。

ザックのチェックが終わると参加Tシャツと腕にはリストバンド、ザックにはタグをつけて受付終了となる。注意すべきはザックに計測タグをつけるので、受付後にザックの容量を大きくしたいから変更しようといったことはできないこと。事前に補給食などもがっちり固めた上で受付しよう。

150826-01-6受付の場所では、サポートとして各エイドを回る人のバスチケットも販売している。また僕がいったときは日本人のスタッフの方がいたので、あれこれ話をきいてもらった。

150826-01-11長い受付を終えると、長蛇の列が。これなら装備チェックが短縮されたというのも納得である。

このあと、各企業や世界中のトレイルレースのブースがならぶ「SALON ULTRA-TRAIL」へ向かったのだが、それらの感想はまた次に。

つづく